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徒然なるままに58『時代に淘汰されていくもの』

季節の変わり目+急激な気温上昇で体調を崩し、横になっていた1日。
目が覚めてスマホをいじっていたら衝撃のツイートが目に入った。

オープス磐梯、閉場のお知らせ。

まさかの閉場のお知らせ。
最近、キャンペーンをあまりやらないなとは思っていたが、こういうことだったとは。
20年以上の歴史があって、この各地で最高益を出しまくっている競馬ブームのタイミングでの閉場は予想外ではあった。
自分もウマ娘からの競馬ブームで嗜み始めた一人、初めてオープス磐梯に行ったのは2022年からである。

元々オープス磐梯は新潟県競馬という地方競馬の場外馬券売場として2000年に建設されたそうで。
しかし、2年後には新潟県競馬が廃止、その後は南関東競馬に移行という感じらしい。
オープス中郷という場所もJ-PLACE化しており、他の場外馬券売場も最近J-PLACE化しているところがあったので、オープス磐梯もテコ入れでJ-PLACE化でもしないのかなと思っていたが、そうはならずに閉場……。
それだけ採算が取れていないということなのだろう。

まあ、これもひとつの時代の流れによる淘汰なのかもしれない。
そもそも場外馬券売場に行く理由である。
今は簡単にネット投票ができて、地方競馬に限ってはパドックすら無料でライブ放送がある。
ネット環境と端末があれば家で寝転びながら嗜めるというのに、「わざわざ人混みに行く理由は……?」となってしまう。
閉場を惜しんでいる自分も歩いて数分の場所にあるならば利用するかもしれないが、やはりキャンペーン開催している時にしか足を運んでいない。
そもそも立地があまり良くないのだ。
街中ではなく、周りは何もない田んぼだらけ、そして山の中みたいな場所に存在する。
どの場所からも遠く、田舎らしくクルマ以外では行けない。

それだけ遠い場所に競馬を嗜みに行こうと思うならば他に行くところがある。
それは福島競馬場。
全国で10ヶ所しかないJRAの競馬場が福島県には存在するのだ。
パークウインズ状態でも食事処やグッズショップも充実していると考えると、そっちに行く人が多数だろう。
さらに言えば西には新潟競馬場もあり、田舎の割には中央競馬を嗜むには恵まれている環境である。
オープス磐梯には食堂があった形跡はあるが、コロナ禍の影響なのかその前からなのか、食堂は閉まったままである。
そしてTCKのグッズも売ってはいるが、受付の奥の棚に並んでおり、受付の人越しに商品を見なければいけないという、積極的に販売しているようにも見えない。
その時点で少しずつ閉場へ舵を切っていたのだろうか。

まあ、中央競馬は土日開催、南関東競馬は基本平日開催という差別化の強みはあるとは思うが、そもそも平日に行ける人は少ないだろう。
この状態で採算が取れないのであれば、閉場したあとに別な競馬関係の組織が入るともイメージしにくい。
それこそJRA系列になれば土日開催で行く人も増えるのかもしれないが、ウインズになるような施設には見えない。
山の中の人通りもないことも相まって、福島お得意の心霊スポットにでもなってしまうのだろうか。
まあ、まだ8ヶ月はあるので、今後の動向に注目したい。



新しい施設や店舗が増えているかというのは発展している街のひとつの指標な気がする。
少なくともこの辺りはこうやって施設や店が減っている。
特に発展することもなく、無駄に地方税を使われているくらいなら、「引っ越しも視野に入れないと……」と最近感じている今日この頃。
今日はこの辺で。


ギアでした。゜ω゜)ノ

-ハッシュタグ用--

#日記 #日常 #徒然なるままに #今こんな気分 #競馬 #今日やったこと   #オープス磐梯 #場外馬券売場

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