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筋の耳打ちは信用するな 4

経済に疎い主婦、げこげこが、
将来の選択肢を増やすために踏み入れた
株式投資の世界。

40代半ばで「オカネ」の勉強を始めました。

「筋の耳打ちは信用するな」シリーズでは、
私が学んだオカネに関することを共有します。

それでは、さっそく…


投資スタイル

今回のテーマは、「投資スタイル」について。

一口に「株式投資」と言っても、
その中で様々な方法が存在しています。

投資スタイルについて、
これまで学んだことを書いてみます。

購入する商品ごとの分類

まずは、購入する商品ごとの分類です。

個別株

個別株は、企業それぞれが発行する株式のこと。

投資家は、その企業を各指標で評価し、
その株を売買します。

米国株など海外の株式を対象に投資を行い、
日本株だけに投資を集中させるのを避ける
リスク分散の仕方をする投資家もいます。

また、株主優待・配当金を目当てに
個別株を長く持つ投資家もいます。

投資信託

プロの投資家に自分のお金を託し、
手数料を支払って、
株式を運用してもらうサービスを買うこと。

投資信託は株式だけでなく、
他の投資対象を取り扱う商品もあり、
商品ごとに手数料も一律ではないため、

投資家は、どの商品(サービス)を買い
どの投資対象にリスク分散するかを
選ぶ必要があります。

株の保有期間での分類

次は、株をどのくらいの間持っているかで
投資スタイルを分類してみます。

デイトレード

1日のうちに、株を
買ったり売ったりすることを終わらせる。

これがデイトレードです。
ですから、デイトレーダーと称する人のほとんどは
買った株を次の日以降に持ち越しません。

メリットは何と言っても、
持ち越しのデメリットを防げることです。

つまり、その日の市場が終わった後や
週末、年末年始などの市場が休みの間に、
世界で大変なこと(戦争・大統領選挙など)が起こったり
ある企業の事件や不正などがあったりして
休み明け株価が暴落しても、その時にデイトレーダーは
株を持っていないので、痛くもかゆくもないのです。

また、その日のうちに利益確定できるので、
利益をすぐに現金化できる点も
メリットの一つだと思います。

また、株初心者こそデイトレに
一度チャレンジしてみることで、
「株」というものの性質のようなものが
掴めると思いますし、
利益を出す確率を上げるための勉強をするうちに
主にテクニカル分析がうまくなれると思います。

さらに、最初の資金が少なくても億り人になれる
そのキッカケを、デイトレで掴む人もいます。

ただ、市場が開いている時間帯に
パソコンの前で取引に集中しておけないと
このトレード方法は難しいですので
兼業でやりたいという方には向いていませんし、

瞬間瞬間の判断や、的確な操作が必要なので、
取引の流れやツールの使い方に慣れてから始めないと
買いたいのに買えない、売りたいのに売れない
といった事態になりやすいので要注意です。

スイングトレード

デイトレードが1日の中で取引を終えるのに対し、
スイングトレードはもう少し長い期間
(数日単位)で株を売買する方法です。

メリットは何と言っても、
パソコンの前に張り付いていなくてもできる。

これに尽きると思います。

ただ、デイトレに比べて
長いスパンのチャート分析についてや
ファンダメンタル分析も必要になってきて、
経済情報をこまめに入手して、
持っている株にどう影響するかを
読む必要も出てきて、

初心者がなんとなくやって
うまくいくほど簡単なものではないと
私は感じています。

また、常に株価の動きが気になって
眠れなくなってしまったり、
他のことがおろそかに
なってしまったりするくらいなら、
投資信託でプロに任せてしまった方が
いいのでは?とも思います。

中・長期

数か月~数年単位で株式を持ち続け
長いスパンで株価の動きや
その企業の将来性等を考えて
投資を行う方法です。

スイングトレードと同様、個別株を扱うなら
ファンダメンタル分析が重要になってくる
株式の持ち方だと思います。

株主優待や配当金を受け取るために
中・長期で固定の株式を持つという方も多いです。

まとまった量の株を
すぐに利益確定せず長く保有していられる
資産がある方向きです。

ただ、長期で投資信託を利用すれば
経済の大きな流れさえ掴んでおいて、
投資信託をやめるタイミングの条件を
あらかじめ決めておけば、
あとはプロにお任せできるので、

株式は難しそう…と尻込みしている方には
とっつきやすい方法になると思います。
ただ、その場合でも、どの投資信託商品を
選ぶか(どのリスクをとるか)は
その後の自己資本の増減を決めることになり
大変重要です。

NISA制度は、国が長期投資を勧める制度で、
投資信託を長期で利用する方にピッタリ。

逆に、短期トレーダーには
メリットがほぼない制度になっています。

げこげこ家の投資スタイル

最後に、我が家の投資スタイルを
文字にしてみます。

日本銀行券を6か月分の生活費分確保

まず、日本銀行券という形の投資をしています。

そう、「日本円として資産を持つ」という
投資をしています。

少し前までの我が家もそうでしたが、
現在、日本円でしか資産を持っていない方は
日本銀行券にだけ投資をしている状態で
かつ「リスク分散ができていない状態」
とも言えます。

「円建ての株式なら、同じことなのでは?」
という考え方もありますが、
私たちは今のところ以下のように
リスク分散をしている(つもり)でいます。

NISAで投資信託(インデックス)

6か月分の生活費以外の資産は
NISA枠を利用し投資信託をしています。

旧NISA(つみたてNISA)満額を
夫と私両方の証券口座(楽天証券)で
投資信託(インデックス投資)を始め、

さらにNISAでもインデックス投資を
継続していく予定です。

特定口座利用のデイトレで資金を増やす

我が家は最初共働きでしたが
結婚後半年で夫の転勤が決まり、
それを機に専業主婦になったので、
私の個人資産が増えておらず、

今のままでは海外移住予定年までに
私のNISA枠が満額埋まらない計算です。

そこで、特定口座(源泉徴収アリの口座)を利用し、
デイトレで資金を増やすことにしました。

NISA口座の余っている部分を使わないでいる理由は、
デイトレで利用するにはメリットが少ないことと、
デイトレの利益で枠を埋めていきたいからです。
(各枠は翌年にならないと復活しない)

本当は、パン屋のバイトで
資金を作りながら修行したかったのですが、
今は、デイトレをやってみてよかったと
思っています。その理由は、また別の記事で。

それぞれに合ったリスク分散を

以上、投資スタイルについて書いてみました。

勉強不足なところもあると思いますが、
今の私が把握している部分になります。

それぞれ、食べ物の好き嫌いや
育ってきた食環境、食の目的も違うように、

状況や性格、投資目的も違うと思いますので、
株式投資以外の投資についても情報を集めた上で、
どこにどうリスク分散をしておくか、
また不労所得の源を作るかを吟味して

ご自身でベストだと思う
投資スタイルをデザインしていただくことが
一番大切だと思います。

決して、
「あの人があの株は儲かると言っていたから」
などという
筋の耳打ちを信用して、
その株がどういうものかを調べもしないで
買うタイミングも売るタイミングも考えずに
手を出して後悔することのないよう、
自己責任で、自分の意志で納得のいく方法を
選んでくださいね。

今回も、最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

次回は、私がしているデイトレの
これまでの結果報告をして、
その結果の原因を考える意味で、
ふりかえりとして
デイトレを通して学んできたことなどを
書いてみたいと思います。

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