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S-225 エジプト王首像

石膏像サイズ: H.33×W.20×D.18cm(原作サイズ)
制作年代  : 紀元前1420年頃
収蔵美術館 : ルーブル美術館
出土地・年 : 

古代エジプト第18王朝の第7代ファラオ、アメンホテプ2世(B.C.1453-1419)の彫像です。スフィンクスの形をした彫像の頭部だったことがわかっています(後頭部の断面の様子から推測されている)。アメンホテプ2世は、父であるトトメス3世同様に近隣諸国への遠征を行い、内政でも手腕を発揮し広大な帝国を維持することに成功しました。アメンホテプ2世のミイラはカイロのエジプト考古学博物館に収蔵されており、183センチの長身だったことが分かっています。

ルーブル美術館収蔵 「アメンホテプ2世像」 石膏像の原形 スフィンクス形態の一部だった 紀元前1420年頃 (写真はWikimedia commonsより)


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