見出し画像

E-718 スフィンクス

石膏像サイズ: H.32.5×W.19.5×D.57.5cm
制作年代  : 
収蔵美術館 : 

このスフィンクスについては、収蔵美術館等の詳細なデータは分かっていません。スフィンクス(Sphinx)は、エジプト神話ではライオンの身体と人間の顔を持った姿で登場し、王の偉大さを現す神聖な存在です。ネメスと呼ばれる頭巾をつけたファラオの顔とライオンの身体を持ち、王者の象徴である顎鬚をつけています。中王国時代以降は、最高神アモンの聖獣である雌羊の頭部を持つスフィンクスが神殿の守護者として、神殿最前面に設置されるようになりました。

スフィンクスは、ギリシャ神話、メソポタミア神話にも登場しますが、そちらでは神ではなく怪物として恐れられる存在でした。

Edfu Sphinx of Tuthmosis III  紀元前16世紀頃 石膏像と共通点
(写真はWikimedia commonsより)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?