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パリ・オペラ座の日々1993~1994:2月22日 シャンベルタン、パリ・オペラ座「ニジンスキー」⑦


2月21日

午前中はキャロルさんとGeorge Ⅴのカフェで3人でエシャンジュ。1時間30分くらいずっとフランス語で話す。キャロルさんはとても丁寧で感じが良い。せっかくこんな人と知り合えたのに、帰国時期になってしまい本当に残念。でも6月か7月に日本に遊びに来るとのことだったので、また会える機会があるかも。

Quickで食事してたら、だんだん体調が怪しくなってきてすぐ帰る。ちょっと熱が出て寝込んでしまった。(雪)はひとりでマレのバレエレッスンに行った。パリは寒くて雪景色。アツコさんからTelあり。

カフェ 36F
Quick 70F


2月22日

昨日の不調を引きずってる。お昼に三越でマイマイと待ち合わせ。三越内は日本の観光客で溢れかえっていた。すぐそばの「竹」というお寿司屋さんで、三越の社員さんも交えて食事。

一度帰宅して(G)はなるべく体を休める。(雪)は日本へのお土産のパッケージなどして過ごす。夜のバレエはマイマイと(雪)で行くことになった。

夕方にサンマンデ近くのワインカーブで、日本への持ち帰り用ワインを箱で購入。こちらへ来てから一番お気に入りだったジュヴレ・シャンベルタン(Gevrey-Chambertin)を買った。酒屋のオヤジが酔っぱらいすぎてて凄かった。

ランセル鞄 880F
ワインカーブ 750F
オペラ座ブティック 290F
昼ごはん 150F
コーヒー 30F
カフェ 40F


日本に持ち帰るお土産用のワインを購入しました。フランス国内の酒屋さんだと「Nicolas」がメジャーです。1822年創業で、パリの街角のそこかしこに店舗があって、信頼のおける品揃えだと言われています。


でもこの日購入したのは、独立系の小さな酒屋さん。最寄り駅のサン・マンデから少しヴァンセンヌ方面に歩いたところでした。

銘柄もあんまり詳しくないので、フランスに来てから飲んだ中では一番印象に残っていたジュブレ・シャンベルタンというブルゴーニュワインをお願いしてみました。ボルドーのようなどっしりした感じではなくて、もっと華やかで繊細な香りのワインです🍷。 

シャンベルタンは、グラン・クリュ(最高格付け)になると、日本では一本数万円から…というワインですけど、この日購入したのはプルミエール・クリュのMarcel Bossettiさんというドメーヌのもの。酒屋のオヤジさんが何種類かのシャンベルタンを出してきてくれて、値段となんとなくのノリでチョイスしてみました。

じつは、この時購入した6本の中の一本がまだ我が家残っています。

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1985年なので、もう35年も前に作られたワインです。でも残念なことに、これはカーヴのような低温の環境ではなくて、酷暑の練馬区で普通にそこらへんに置いといたものですので、中身はたぶんもうダメになってます😿 帰国してからは仕事とか子育てに追われて、こういった思い出を大切にする余裕ってまったく無かったので…。


前日まで怒涛のスケジュールだったので、この日は昼食後にちょっと調子悪くなってしまいました。ですので夜のオペラ座は妻と友人で行ってもらうことにしました。


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