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Salesforce World Tour Tokyo2019でスピーカーやってきた話 #salesforcetour #einsteinmoments

Salesforce World Tour Tokyo
9/26 10:20-10:50
すべての Salesforce ユーザー業務で、”AI + アナリティクス”によるデータの価値を活用しよう

9/26 13:50-14:20
成長企業の必須アイテム マーケティングオートメーション Pardot

これまでもSalesforceのイベントで登壇したことが2回あるのですが、どちらもユーザー同士のパネルディスカッション的なもので、自分でスライドガッチリ作り込んで話すというのは今回が初めてでした。

全てのきっかけは、こちらのnoteなんですけど
EinsteinっていうAIを使ってみてなんとなく勘所が分かってきたぞという話
詳細on Qiita「Einstein PredictionsのSalesforce側への実装手順

こちらを書いたらSalesforceのEinsteinチームのもとまで届いてしまい、その結果Einstein予測ビルダーを使いこなすためのブートキャンプをSalesforceUKのEdwardさんにやってもらい、2ヶ月ほど奮闘した結果、リバネスのSalesforceのデータ構造がEinstein向けに再構築され、結果が出始めたというのが今という感じです。

6月からスタートして怒涛の3ヶ月を過ごしてきました。毎週のミーティングで進捗を出す為に、泣きながらデータを追加した日もありました(笑

今回発表させてもらった2つのセッションでは、どちらもEinsteinが使われています。おかげさまで満席ということになりましたが、関心の高さを体感しました。セッションの資料は公開しています。

Einstein Analytics:https://lne.st/EA2019
Pardot:https://lne.st/pardot2019

当日のレポートをtobeマーケティングさんが書いてくれました

AIを使ってなんとかするっていうのは、夢の世界に見えるかもしれません。私自身も夢を見ていたし、ありとあらゆる事が全て解決だ!なんて甘いことを考えていました。そのためには色々とやることがあるのですが、いざ固まってくると、あとはそれを使って結果を出すだけというタイミングがやってきます。今のリバネスはそのタイミングです。

これまでに構築したデータも、実はもう少しデータ構造を変えたくて、それをやるには大工事だったりもするのですが、きっとなんとかなると思います。

Einstein Champions Programに選ばれた

これらを構築していく中で、UKのEdwardさんに進められて、Einstein Champions Programに出してみました。どの程度の応募があったのかは定かでは有りませんが、日本からは2人が選出されています。この前、オリエンテーションがあったのですが(SWTT当日の深夜1時っていうタイミングで)そこには20名程度が参加していました。欠席者含めると30名程度なんだろうか。

広く啓蒙するミッションが課せられているのでがんばります(笑

Salesforce流のコミュニティ構築術を目の当たりにしています。いやぁすごいね。

嬉しい出会いがありました

今回のSWTTは、USからチーフサイエンティストのリチャード・ソーチャー博士が来日、AIについてのセッションをやってくれています。Salesforceが作った自然言語処理ライブラリ decaNLP 。日本語は来年くらいに対応みたいですが、期待して待ちたいと思います。我々はひとまず英語で使いたいと思っています。

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ちゃっかり質問してみた(笑

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その他にも、EinsteinのVPのMarcoさんに、AIセッションのあとにディスカッションさせてもらいました。サブセットをEinsteinで使えるようになる日はくるのかい?という質問は、世界中から多くもらう質問だそうで、プライオリティ高く実装の検討が進んでいるそう。早く実装されないかなと期待しまくっています。

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ということで、6月から怒涛の4ヶ月を過ごしてきました。弊社のEinsteinを使った取り組みは、現在進行系で検証と挑戦が走り続けています。これはやればやるほど結果がでるやつだ〜と、テンション高めに動いています。

Pardotのセッションでも話をしたのですが、我々のような100人前後みたいな会社は、人も足りなきゃ時間も足りず、常にリソース不足という状態になりがちです。そんな中でも、語弊を恐れずに言えば"雑に"処理してもある程度の結果をだしたいというニーズに答えるのにはAIは必須なオプションだと言えると思います。

当然銀の弾丸ではないし、導入にあたっては苦労することも少なくは有りませんが、それを乗り越えた先には、ある程度自動化された的確なスコアリングがリアルタイムでなされる世界が見えてきます。

日本国内ではまだまだ使えている人が少ないみたいですが、これをきっかけに広がっていくといいなと思っています。我々の事例だけじゃ少なすぎると思いませんか?皆さんの事業でも是非チャレンジしてみてください。そして結果を共有しましょう。分からないことがあれば相談に乗りますよ。

あ…忘れていたことが…

Trailheadでイベント限定バッヂゲットするのを忘れたのが悔やまれる :(

noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。