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選曲の構築-「構築」の必要性 

いよいよ本編のはじまりです。まずはなぜ「構築」が必要なのかについて、記していきます。

本マガジンのタイトルは「激DJ 構築の戦略」としています。自分のDJのストロングポイントとして、多数のジャンルを扱いながら自分のパッションを表現していくことにあります。パッションと言いながらもただ熱いだけでは何も伝わりません。本マガジンでは、自分が苦しみながらようやく掴んできたポイントや、そこに至るまでの考えを可能な限り言語化してお伝えしていこうと思います。
このマガジンにより、別に自分がすごいとかどう思われるとかはどうでもよく、(DJの上手い下手はDJ聞いてもらえればわかってもらえると思うので)この重要な、人から言われないとわからないポイントがなぜあまり誰も言及しないのか不思議に思いました。

DJの良し悪しは単純に良い曲をかけるのではなく、流れだと思います。流れを生み出すのは、曲をどう配置していくのか、つまり選曲ということですね。この選曲をしっかり考えることが大事です。何も考えずに適当に音源持ってきて、それでいてお客さん掴みながらよい流れができるDJは、それはただの天才なので普通の人は無理だと思います。
良くセットかその場で構築かかという議論がありますが、このマガジンでは「セット」を作ることを奨励します
これは、相当数の現場をやって気づいたことですが、可能な限りその日のために考えたその日スペシャルのセットをやった方がよいです。それは、何回も擦った流れやセットを使っても、たとえ一部だけ変更や順序を変えることができれば、それはその日だけのセットになり、説得力や伝わる力が増すと思います。
間に合わなかったから適当に持っていく は、その場で構築していくことになるので、不必要な焦りや、その場で考える必要があるので、よほどDJに慣れていないと、自分自身が流れに乗ることができず、Grooveが生まれにくいです。

何回でも言いますが、セット奨励です。データの人はきちんとプレイリストを作成してください。VINYLの人はしっかり選盤して持ち込んでください。

セットを作るうえで、色んな考え方があると思いますし、それぞれのジャンルのカルチャー、マナーもありますので、本職の方は良くご存じでしょう。

しかし、良くないことは共通していると考えます。

セットを作るうえでよくないこと

①知識の強要
②途中からついていけない展開
③センスのない突拍子

当たり前だといえば当たり前のことですが、一つずつ見ていきましょう。

※下記からは有料部分です。
有料部分では自分の経験をもとになぜセットを作った方が良いのかをわかりやすく解説しております。
こちらの記事は200円ですが、最終的にはマガジン2000円で買って頂いたほうがお得になります。

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