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シンプルな法則

結局、“欲”が起きると、自分を保てなくなっちゃうんだな。

欲ってすなわち、コントロール欲求よね。

自分の人生を、コントロールしたい欲求。

周りの人を、コントロールしたい欲求。

起きる出来事を、コントロールしたい欲求。

でもね、残念ながらコントロールできることなんて、何ひとつないんですよ。

私たちは、何でもかんでも自分たちで決めて、実行してるように感じてるけど。

実は、そうじゃない。

私たちの行動を含め、“起きること”はあくまで、自然に起きていて。

私たちの、コントロール下にはないってこと。

一方で、私たちの“いま”が、“未来”をつくっているというのもまた事実。

つまり、人生には“慣性の法則”がはたらいていて。

いまの自分が感じているのと同じ感情を生み出すような出来事が、未来にも、できてゆくわけ。

分るかな?

だから、よりよい人生を送りたいと思ったら、“いま”を気分よく過ごすしかないんだよね。

自分の行動を含め、起きることは選べない。

でも、どんなことが起きても、気分よくいることはできる。

だから、ものごとの受け止めが大事。

たとえ人が思い通りにならなくても、自分ではコントロールできないと知っていれば。

「その人が決めたことだから仕方ない」と、思うことができるので。

落胆することなく、気分よくいられる。

ただ、この世界でニンゲンやっている以上、ずっと気分よくいることはできない。

感情には波があり、いいときもあれば、悪いときもある。

一定のまま保とうと思っても、それはムリ。

なので、落ち込んでもいい。

へこんでもいい。

揺れるのは、ニンゲンだったら当たりまえ。

だから、落ち込んでも、ちゃんと気付いて立て直すこと。

ホント、すべきことはそれだけなんだ。

「コントロールできることは何ひとつないと知ること」と。

「気分が落ちたら立て直すこと」

このふたつさえできてれば、勝手に人生、開けていくんだね。


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