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私のトラウマ

こんにちは、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

私はいまカウンセリングを通し、自分で自分をしばってきた鎖を断ち切ろうと、本気で取り組んでいる最中なのですが。

どうも私の場合、最初のトラウマ体験が生まれたばかりのころにあるらしく。

実は、その感覚がつい先日、ありありとよみがえってきたんですよ。

今日は、それを言葉にしてみようと思います。

生まれたばかりなのでねぇ、眼が薄らぼんやりとしか見えてないんですが、それでも周囲が明るいか暗いかくらいは辛うじて分るっていう状態で。

あるとき、布団に寝かされてたんですけど。

お腹が減って眼覚めたら、周りが真っ暗になってた。

とにかくお腹が減って、おしめも濡れてて気持ち悪くて、視界は黒一色で濃淡すらない。

絶えず母親の心音が響く居心地のいいお腹の中から出て来たばっかりで、三次元に慣れてないのにそれじゃ、そりゃあ不安になるじゃないですか。

だから私、泣き叫ぶわけですけど、見事に誰も来ないんです。

周囲はひっそりと静まり返ってて、何ひとつ動く気配すらない。

とにかく可能な限りの声で泣いて、いつまで待っても、状況はまるで変化しない。

ああ私、死ぬんだと思いました。

いや、言葉はわかりませんから、どす黒いものが下から這い上がってくる感覚って言ったらいいのかな。

なんか、絶望にかられ、光の粒子ひとつない宇宙空間を浮遊してるようなイメージが頭に残ってます。

結局そのあと、絶望に駆られたまま私、疲れ果てて眠り込んでしまったわけですけど。

五感すらまともに使いこなせていないときに感じたその強烈な絶望感が、私の最初かつ最大のトラウマになりました。

だから私、人から無視されたり反応が帰ってこないことが恐くて、自分から人を遠ざけてきたんだ。

何をするにも「人からどう思われるか?」を気にせずにはいられないのも。

SNSに書き込むのが、恐くてしょうがなかったのも。

みんなその、トラウマのせいだったのか…。

そんなふうに、いろんなことが一気に、腑に落ちていきました。

でもそれにしても、生まれてすぐから始まってるんだ。

それじゃあ、しゃーない、抵抗のしようがないよね。

でもまぁせっかく、こんなにもリアルに思い出すことができたわけだから(それもまた不思議だけど)。

時間は掛かっても、その恐怖と向き合っていこうと思います。

もう、見なかったことにはしません。

もしかしたらその先に、やりたいことを好きにできる自分が、ホントのホントに待ってるかもしれないわけだし。

絶ってぇ、負けねぇ!

…ということで、ホームページをつくったので、みなさん見てみてくださいね。

naotadano.com

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