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緑の水辺を彩るアジサイたち…南川渓谷④(福島県郡山市)

「カワセミに会えるかもしれない…」そんな予感を抱いて、向かった五百淵公園と野鳥の森、そして南川渓谷。
その④では、この時期ならではの華やかで、はかないアジサイの写真をご紹介します。いかにも「夏!」というきらめく日差しが緑の渓谷と澄んだ水面に落ちる中、ひっそりと、だけどあでやかに咲くアジサイ。本当に魅力的でした。

InstagramやTwitterを見ていると、アジサイの美しい写真がたくさん投稿されていて、そういう写真を見ると、悩んじゃいます。

自分の写真には魅力が足りないのではないか、とか。思わず「いいね」とか「スキ」とかしたくなる写真には、人を惹きつける魅力があるし、なにより本当に美しい。

でも、そういう写真って、拝見する分には感動するし、ワクワクするし、ジェラシーを感じたりするけど、自分がやるとなると、うーん……なんか違う???

今回アジサイの写真の補正をするなかで、気づきました。

わたしが花の写真で撮影したいのは、「光」の感じと「触った感じ」なんだって。だから逆光で「透ける花びら」を撮りたくなるんだー。ようやく気づきました。

そして、触ってみた感じ。触感。残念ながら、表現しているとは言えないけれど、
5月、6月に撮影しまくっていたバラも、そこを目指していました。触ったときのすべすべした感じ(バラ園のバラはむやみなお触り禁止です(;^_^)アジサイなら、花房の重みかな? 

自分が感じた「花の美しさ」を伝えられるよう、スキルを磨いていかなくては……!

以下、緑の水辺を彩っていたアジサイたちです。

木々の梢越しの光を浴びて。美しい青紫
光に透ける感じを撮りたかった
重たげに項垂れる薄紫
思い切りフォーカスかけようかと思ったのですが、わたしはどうやらシャープな感じが好きらしい、光が差し込む感じを際立たせたいんだと、このへんで気づきました
光の陰影
この写真もフォーカスかけようかと思ったけど
結局シャープに補正
背景の黄緑が好き。ややソフト目に仕上げてみました
上のお花のアップ。もうちょいピンを合わせたかった
美しい藤色
こちらはフォーカスっぽくしてみました
アジサイといったらデンデンムシ
結構大きかったです

「カワセミに会えるかも…」という予感に突き動かされて赴いた7月の野鳥の森と南川渓谷。8月には「真夏の南川渓谷」も歩いてみたいと思っています。

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