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DXに対する理解やアプローチ:Clubhouse 「DXを語ろう!」1年の振り返り

2022年も早いものでもう4月。一気に新年度突入である。といっても外資の組織にいるもので実は4月というのは自分にはあまり特別な意味は持たない。

さて、こちら毎週土曜日「DXを語ろう!」というClubhouseに参加している。毎週土曜日の23時から1時間程デジタル・トランスフォーメーション(DX)に話そうというセッションだが、毎週土曜日の夜(夜中?)をそんなトピックに費やそうというのだから、かなりやる気のある人たちの集まりである🤣。

ふと気が付いてみるともう1年そして記録が残っているだけでも40回以上続くロングランシリーズである。色々なClubhouseの定期的グループがトピック不足、モデレーター不足、集客不足、やる気不足などで続かないなか1年以上続くというのはすごい💪!

「することリスト」だけでなく「やったことリスト」

僕は「することリスト」も大事だけれども「やったことリスト」を見直すこともとても大事だと思っている。みんな一心不乱に仕事をしてものすごい量をこなして一日・1週間終わって「ふーーーーーー、やっと終わった」「でもまだまだやること山積み」なんて世の中である。でも一息ついて「え?こんなに沢山やったの?」とかちゃんと自分や組織の目指しているミッション(「北極星」とも例える)に方向があっているかなど考えて、コーヒーでも飲んでリラックスして必要なら軌道修正してみる、なんてとても大事。

なのでこのセッションの歴史を振り返ることに参加者そして日本のDXに対する理解であったりアプローチなど学べることがあるのではないかと思って振り返りをしてみようと思う。

では早速振り返り

全てのセッション名はそのセッションのツイッターでの投稿とリンクがされていて、回によってはサマリーなんかもセッションの後に投稿しています。

衝撃的なオンラインのみで顔も見たことない人との出会い

最初は僕もまだ入っていないころで、僕が入り始めたのは2月後半か3月ぐらいかもしれない。このClubhouseに迷い混み方自体がコロナの時代の新しいバーチャルなヒトの繋がり方である。

以下の「スケールフリーネットワーク」の本を取り上げたClubhouseがとても衝撃的で以下のnoteを僕は書いているのだが、

そのセッションでClubhouseなくして出会うことはなかっただろうと想像される京都の行政書士・DXエバンジェリストの服部真和さん(@hatlegal)と運命的な出会いをはたす。

2021年初期:「DX」ってなんだろう?

おそらくそこから「DXを語ろう!」のClubhouseに入ることになったのかと思われるが、初期のトピックを見るはやりの単語としているDXを色々な取り組みなどを聞いたり深堀しながら「DX」ってなんだろう?と探っていたように見える。

・(2021/02/27) 5GやLPWAなど通信基盤に物申す
・(2021/03/06) 新規事業創出とDX化の共通点・相違点
・(2021/03/13) DXの民主化 熱狂的にステークホルダー巻き込み進める方法
・(2021/03/20) 行政の情報システムに関するセキュリティを考える
・(2021/03/27) 事業再構築補助金はDXにも使えるか意見交換

去年4月のこのグループ初期の段階でNFTについて話しているなんて言うのも結構早いと思われ印象的

・(2021/04/03) NFTの可能性について考えよう
・(2021/04/17) 【公開インタビュー】-福井県高浜町のIcT向上の取り組み

4月24日には僕自身も題材として取り上げてもらいました。

・(2021/04/24) Symphony上原玄之氏に聞く「自主的・能動的にDXを進める文化づくりと技術の活用」

2021年中期:早くも振り返り、方向調整

そして面白いのが5月にはAndroidのユーザーが入れることもありメンバーも増えたりしたので、早くも振り返りや方向調整とこのグループ自体もなかなかアジャイルに動いている。

・(2021/05/01) GWなので雑談「今後のDX推進ネットワークをどう活用するか」アイデアください。
・(2021/05/08) ドラえもん回-あんなこといいな、出来たらいいな
・(2021/05/15) DX推進ネットワーク本格的に始めます
・(2021/05/22) Androidの方もお気軽にDX推進ネットワークのご案内

5月8日の「ドラえもん回」も印象的でのちに出てくる「トランスフォーメーション思考」につながる将来を定義してみるといった手法を既にトライしている。

2021年後半:DXまわりの多種多様な理論

そして2021年の後半はDXそしてその周りに関するいろんな理論についてのディスカッションが多かった。

・(2021/05/29) 専門家の暗黙知をアルゴリズム化してアセット流通できるかな?
・(2021/06/05) 行政DXの行く末?eレジデンシーについて語る
・(2021/06/12) システムに関する官公庁と民間の契約
・(2021/06/19) デジタル社会で重視される人間ならではの仕事
・(2021/06/26) デジタル社会で養うべき能力やマインドをどうやって次世代に繋ぐべきか
・(2021/07/03) これからのデジタルコミュニケーションのあり方
・(2021/07/10) 海外プラットフォーマーが日本の金融・銀行業進出?
・(2021/07/17) データサイエンスによる意思決定
・(2021/07/24) ボーンデジタルと真正担保について
・(2021/08/07) Edtechによる、教育ビジネスの構造変化??
・(2021/08/21) DXを実現しやすい組織とは?
・(2021/08/28) デジタル時代の情報収集と整理法
・(2021/09/11) デジタル庁と行政のDX
・(2021/09/18) デジタル時代の人の繋がり方
・(2021/09/25) DXのその先と途中の会社、経営がどのように変わっていくのかを考える
・(2021/10/02) なぜ、あの会社はDXが進まないのか
・(2021/10/23) 仮想空間メタバースを勝手に想像しよう
・(2021/11/06) 人材とスキルが価値ある通貨として流通する社会

そして11月、12月にはホットトピックのメタバースやデジタル田園都市国家構想などをカバー

・(2021/11/27) メタバースで明確化されること
・(2021/12/04) デジタル民主主義の実現可能性
・(2021/12/11) ホウレンソウおじさんVS既読スルー
・(2021/12/18) 天空の城ラピュタを目指す!?デジタル田園都市国家構想とは
・(2022/01/08) DXを語ろう!-デジタル人材について語り合う
・(2022/01/15) デジタル社会のシェアードリーダーシップ #1
・(2022/01/22) デジタル社会のシェアードリーダーシップ #2

そして2月5日にはまた自分の登壇したイベントなどについて話す機会もあった。

・(2022/02/05) FinCity Global Forumの振り返り、スケールを大きくし国際金融など

2022年:DX実践編

そしていよいよ2022年に入って理論だけでなく実践へ。トランスフォーメーション思考を活用して「未来を作る」作業を実際に試してみるなど。

・(2022/02/12) トランスフォーメーション思考(堀田氏植野氏)を使って(序章編)
・(2022/02/26) トランスフォーメーション思考を実践してみよう
・(2022/03/05) トランスフォーメーション思考実践(後編
・(2022/03/19)「コンポーザブル経営」について

Clubhouse以前からZoomなどで話してたまことさん(@narux2)とリアルなお仕事の話をしたり

以前からお仕事で繋がっていたMakino(@mac7hiji)さんもアクティブに参加いただきさらにディスカッションも多様性がさらにアップ。最近では初期からいるReiko(@muku_neko52)さんの存在感も増す一方でとてもエキサイティングなのです。

そんな感じで1年とちょっとをフルパワーで駆け抜けてきた「DXを語ろう!」のClubhouseですがまだまだ毎週土曜日23時から続いています。

ご興味がある方は是非聞いてみてください。またいつでもディスカッションに入ってきてください。

普段のスピーカーは京都府だったり神奈川県だったり石川県だったり東京都から参加、と本当にClubhouseなかったら起こらなかった化学反応。このような自由なヒトの繋がりもDXを起こしやすい組織の動き。河合一彦さん(@kazukazu0102)が良く言う「海外であんまDXって言わないよね?」というのは賛成で、日本でDXって単語がいつも出ているのはバズワードだってことを除いても構造的な理由があって

・日本は伝統的で硬い垂直構造の業界が多い(直列な親会社、下請け、下請けの下請けなど)
・不確実性の多い世界で垂直構造を壊し水平や他のつなぎ方、デジタルの力を使って新しいビジネスの形へと動かすのがDX
・それは「DX」というバズワードがなくても、新しいビジネスの形を探索する組織の必要な機能

などなど色々なことを考えさせられる。

フィードバックもDX加速の仲間も募集しております

是非このnoteへのフィードバックも聞きたいし、こんな目線での業界のDXなど一緒に仕事をするパートナー企業や個人募集しております。

意見交換をしたい、一緒に仕事をしたいなどお声がけしていただければとても嬉しいです。SymphonyでGen Ueharaまでメッセージを送っていただいてもかまわないし、こちらどちらからコメントでもフォローもよろしくお願いいたします。
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