こんにちは。
ジェンダーレス母ちゃんの中村 炎です。

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だいぶご無沙汰をしてしまいました。

離婚してから、私ひとりで頑張らねば！
と意気込んだのも束の間、
やっぱりちょっと疲れてました笑

創作意欲、睡眠に勝てず(/// ^///)

今日は、少しだけ起きていられそうなので、
ここ最近の近況を少し。

タイトルの通り、憎き生理の話です。

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生理と向き合う屈辱

私は、生理が苦手だ。

まぁ、生理が大好きです、という方にはあまり巡り会ったことがないが、

Xジェンダーである私は、生理が来ると、自分が女性であることを突きつけられているようで、苦しいのだ。

学生の頃は、重たい生理痛に悩まされ、
20代で卵巣の病気が発覚。

病気の治療のために、低用量ピルを飲み始めてから重たい生理痛からは解放されたが、
それでも、毎月毎月来る生理が憂鬱でならなかった。

長男を産んで、生理が来ない期間は、本当に快適そのものだった。

一生来なくていいのに、くらいに思っていた。

もちろんその後、生理が再開してくれたから次男にも巡り会えたわけで、生理に恨みがあるわけではないが、

やはり、1人で子育てしている今、毎月の生理が憂鬱であることには変わりがなかった。

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Xジェンダー、婦人科へ赴く

その日は、そんなことになるとは思わずに、婦人科にいた。

市の子宮がん検診を受診するためだ。

この婦人科には、何度も何度も通っている。

卵巣の病気が見つかった時から、病気の治療に続いて長男の不妊治療、定期検診、次男の妊娠に至るまで、通い続けた病院だ。

当時、女性であることを当たり前のように受け入れていた私には、なんだかモヤモヤしながらも、通わなければならない不思議な場所だった。

妊娠は、病気の治療の延長線上にあり、
長いものに巻かれる形で、妊娠努力をした。

妊娠中は、ホルモンが私を女性にしてくれていたのだと思う。

妊娠を、女性らしくて嫌だと思ったことは無いし、産後も、当たり前のようにママと呼ばれていた。

カルテには、女性か男性かを選ぶ欄すら無かった。

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突然止められる生理

子宮がん検診は、すぐには結果が出ない。

でも、オプションで付けてもらった卵巣の定期検診は、いつもその場で結果が出る。

残念ながら、一度手術で取った卵巣の病気は、再発している。

次男妊娠前にも定期検診で引っかかっていて、その時には、ガンかもしれないからとMRIまで撮った。
(結果ガンでは無くて安心したが。)

次男の妊娠、出産を経ても、やつはまだそこに居た。

10年前に手術した時には、もう取らなければいけないレベルのサイズだったので、今回はそれに比べたら可愛いものだが、可愛いからと言って、放置していいものでもない。

子供たちが小さいうちは、授乳があるのでホルモン治療は諦めていたが、
いよいよ、ホルモン治療再開の時が来た。

「最近いい薬があってね、これ飲んだら、病気がなくなるかもしれないの。
生理が来なくなるから、すぐに妊娠の予定があるならすすめないけれど。」

…生理が…来ない…だとっ？？

10年前に飲んでいたように、低用量ピルを飲むものだとばかり思っていた私は、とても驚いた。

むむっ、また21日間飲んで、7日のうちに生理が来る、あのパターンじゃないの？？

「そう、ずーっと飲んで、飲んでる間は生理が来なくなる。」

なにそれマジで！？
願ったり叶ったりじゃん！！！

聞けばこの薬、
女性ホルモンの分泌をゆるやかにする薬で、
低用量ピルと比べても副作用が比較的少なく、
低用量ピルと同じく、やめればすぐに生理が再開できるというスグレモノらしい。

ほぉ。

禿げなければ男性ホルモン注射して生理止めたいくらいだぜ。

なんて考えてた私には、女性ホルモンをゆるやかにしてくれて、生理が止まるなんて、単純に嬉しいじゃないか。

と、早速飲み始めることにした。

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飲み始めてみて

今、飲み始めてみて3週間が過ぎたところだ。

少ないとは言え、副作用などが心配で様子を見ていたが、幸い、これと言って困った副作用は無い。

ごく稀に、おりものに血が混じる程度の不正出血があったくらい。(想定内)

あとは、なぜだか食欲が旺盛ではあるが、
これは薬のせいとは言い切れないので、もう少し様子をみたい。

何より、もう生理は来ないんだと思ったら、心が晴れやかになる。

おまけに病気も治してくれるなら、最高だ。
(どっちがメインやねん)

生理、サヨナラ、生理。

2人も子供を授かることが出来て、
本当にお世話になりました。

これからは、なるべく会いたくはないですが、生理があった日々のこと、忘れないようにするよ。

今まで、ありがとう。

明日、再診に行く。

この薬、できれば継続したい。

病気の方も、経過良好でありますように。