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おねえさんパンツが足りない!

こんにちは。
ジェンダーレス母ちゃんの中村 炎です。

*

今日は、
我が家のジェンダーレス次男(4)とパンツのお話です。

*

選択肢がある、という自由


我が家では、毎日、
着ていく服を自分で選んで生活しています。

TPOで口を出すことはありますが、
基本的には、着たいものを着るシステム。

保育園に持っていく着替えも、
自分で選んで鞄に入れています。


実はこれは、
次男が教えてくれたことでもあるのです。


私に似て、服装にあまり関心がなかった長男は、
いつも私がテキトーに出した服を着ていました。

ズボラな私が面倒な時などは、
干してあった洗濯を翌日そのまま着ちゃう、
なんてこともしばしば…(ごめんて。)


ところが、次男は違います。

「それはこないだ着たばっかり!」

と、自分で選ぶことを希望したのです。


おぉ!!!!!
私の子とは思えないオシャレっぷり!

いいよいいよ、絶対にその方がいいよ!

自分でタンスから好きな物出しておいで!


*

おねえさんパンツが足りない!


ある日、次男がいつものように、
保育園に持っていく着替えを選びにタンスへ。

すると
「おねえさんぱんちゅがない!」
と叫ぶのです。


次男は、お気に入りのアリエルのパンツを探していました。


我が家には、アリエルのパンツは2枚しかありません。


次男がアリエル大好きなのは分かっていましたが、
プレゼントでもらったアンパンマンのパンツや、
お兄ちゃんのお下がりのほぼ未使用パンツが
たくさんあったので、完全に親の都合で、
アリエルのパンツは2枚だけ…

どうやら次男はそのアリエルのパンツを
頑張って探していたようですが、

1枚は、昨日履いて洗濯しちゃってるし、
もう1枚は、今 履いてるんです。


「ごめんねーアリエルのパンツ、2枚しかないから、
昨日履いたのと、今履いてるので、おしまいなんだ。
アンパンマンのでもいい?」


すると、次男が。

「ぼくは、おねえさんぱんちゅが履きたいのに、
おねえさんぱんちゅが足りないじゃん!」


…ごもっともです。

しかし、週明けだったその日。

次のお休みまで待っていたら、その間、
次男はずっと我慢してアンパンマンのパンツを履かなくちゃいけないわけです。
(アンパンマンは悪くない。)
(アンパンマン履きたい日もある。)


だからね… 秒速でポチりましたよ。


…子供の事となると、激甘な私。

だってね、私も、子供の頃、
ミニーちゃんのパンツが嬉しかったから。

母の方針で、キャラ物NGだった我が家、
いただきもののミニーちゃんの下着が
1セットだけあって、
それを履ける日はすごく嬉しかったのを覚えているんです。

やっぱり、好きなものを身につけるのって、
幸せなことですよね。

私が働いていた保育園でも、シッター先のお子様でも、
みんな、身につけているお洋服や下着を、
自慢げに見せてくれるんです。

きっとそれだけで、
幸せな気持ちに包まれているわけですよね。


次男にも、毎日幸せな気持ちで暮らしてほしいから。


買うよ。
おねえさんパンツ。


キャラ物の下着ってさ、
ちょっと高いけどさ、
それだけで、一日、トイレに行くたび、
幸せな気持ちになれるんなら、
いい投資だと思うんですよ。


そんなわけで、
おねえさんパンツは一気に6枚に増えて、
毎日、

「今日はアレイルにしよっかなー♡♡
ラプンセルにしよっかなー♡♡」

と、ご機嫌な次男くんなのでした。


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