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息子の読書

 最近、書斎で本を読んでいると、息子も本を読みにくる。書斎は、息子が小学校に入学してから、息子と兼用の部屋に変わっている。書斎の棚は、ほぼ息子のモノに占有されている。

 息子が、現在はまっている本は、科学漫画サバイバルシリーズである。鳥のサバイバルとか、エネルギー危機のサバイバルとかである。学校でも借りることはあるそうなのだが、子どもたちには人気なので、一緒に本を買いに行くと、買ってほしいという。80巻はあるので、毎回じっくり選んで、何を読むのかを決めている。

 本を買うときは、息子が選ぶ科学漫画サバイバルシリーズに加えて、私が2、3冊を選び、息子に1冊を選んでもらうということもしている。2冊ずつ買っているのだ。私が選ぶのは、挿絵はあるが漫画ではない児童書である。『ねこねこがっこう』(苅田澄子、ぶんけい、2023年)は、はまったようなのだが、『うそつきテンボ』(寺村輝夫、金の星社、1973年)は、いまいちだったようだ。最終的には、自分で選んでいるので、最後まで息子は読むのだが、はまった本は再度読んでいる。読書は、多読が重要ではなく、再読が重要である。何度も読む本に出会えるように、息子が読んだ本は、自分も読んで研究しているのだが、どういう本が再読本になるのかはまだよくわからない。

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