将来に向けた物販対策②補足

先日の続きになります。

どうも3万文字を越えたくらいからNoteが重くなってやる気なくなってかなり書きたい事を減らしてしまったので、書きそびれた事とか書きたかった事を追記で書いていきたいと思います。

前回長々と書いたので今回はいきなり本題に入ってサクサクっと終わらせようかなとw

さて、日本国内のEC化率の話等は何度もしてきていますが、日本のEC市場が他国に比べて伸び悩んでいる。成長率が低いのってなんでか考えた事ありますでしょうか?

僕が経験するに物販事業者は全体的な市場など考えずに目の前だけを伸ばす事のみに集中してる方が多い為そんな事そもそも考えねえよ!って人も多いと思います。

僕みたいな開発側はかなり意識しないといけない所で

僕も含め現在物販EC事業に取り掛かっている年齢層は30代~40代が非常に多く、この先事業を続けていくとなると残り20年~30年先まで考えて事業を行っていかなければいけませんが前回の記事も踏まえ日本国内の人口、年齢比率を見ると将来はハッキリしていると思います。

画像参照先 https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00791/

圧倒的にインターネットを通じて購入する層に対して、高齢者層が多く、人口も尻つぼみになっている事が一番の要因だと僕は考えます。

過去の記事で書いた通り、日本のインフラ、小売店店舗の品質等の高さも背景にあると思いますが長い目で考えたときに

将来考えられることとしては
1,人口減少による国内全体の売り上げの低迷、成長率の低迷
2,若年層の参入によるライバル増加
3,EC化率増加、技術革新による卸業者やメーカーのEC参入&一般小売事業者の締め出し

ここはめちゃくちゃ簡単に予想出来るんではないでしょうか?

日本という国においては正直EC売上高10年先くらいから下がってくるんじゃね?レベルで思っています。

サービス系のECは上がるでしょうけど、物販系は特にです。

事業とは基本的に2種類あると思っています。
1,時流に乗ったその都度必要な事業を繰り返し行う事で収益を上げる
2,生涯必要だと思われる事業を継続的に行い収益を上げ続ける

1は収益性が高く、拡大もしやすい反面時代の流れ等に売上が左右されやすく、雇用の生涯維持等も難しい事業スタイルとなります。
求められるのはスピード、資金、センスの3つ。
よく事業初心者が時流に乗ったビジネスが儲かりそうだ!と参入して失敗する例をよくみますが、時流に乗ったビジネスであればあるほど、経験とセンスが求められます。

2は収益性はそこまで高くないものの継続的に売上を上げ続ける事が出来るビジネス。物販は仕入れの属性、販売属性等で1にもなり2にもなるビジネスであり、その際に一番大事にしていかないといけないのは、将来性と市場と継続性だと思っています。

全体的なデータのみで話をしていくと国内売上を伸ばし続けるのは将来性には大きく欠ける為、収益軸の一部として、伸ばすべきは越境だとここは断言できるわけですね。

データで説明できない部分も多数を占めますけどねw前の記事で書いた通り何をやるかよりも誰がやるかなのは間違いないですからね。

ただ、全体的に市場で考えると今は国内拡大するよりも越境伸ばした方が将来性が高く雇用も維持しやすい。崩れにくくなるという事です。

それもあって世界最後の参入チャンスである東南アジア市場にツールの開発を進めたわけですがこれは完全に先行者利益を取りに行くビジネスであり、コンテンツ販売側、ツール開発側としてもこの1,2年は勝負になります。

実際はコンテンツ販売側としてはぶっちゃけベースで話すと市場が拡大してワンオペで毎月売上2000万叩いてます!とか5000万叩いてます!って人が1,2年で絶対出るのでその人素材にした方が売れるんすけどねw

本音をいうとその時には遅いっすw

んで今回こんな事を書くんじゃなくて書きたい事に話を戻しますが、ここからは、物販事業の拡大がある程度終わっていて、収益化も出来ている。

もうこのまま走り続けるぜベイベー!燃え尽きるまで売上上げ続けてやる!って方に対してのお話となると思います。

今事業を拡大しまくって利益を十分に出しており、今後売上を伸ばしていこう。どんな状況化でも生き残っていこうと思った際に注視しないといけないのはやはり市場は勿論の事

SNSマーケティング、AI技術、ライブコマース

この3つは大きなカギになると思っています。

例えばShopeeやLazadaで先行者に簡単に売れる商品ではカタログ力で勝てない。ShopeeやLazadaは海外資本がガッツリ入っているため、中国輸入系商品はめちゃくちゃ安くて参入もかなりきつい。日本より全然ってかまじできついです。くっそ安いですしw

なのでShopeeやLazadaはあくまでも日本で販売されている商品をどれだけ先行で入って強いカタログにもっていくか勝負のみの世界だと思っていて

じゃあ例えば参入が遅くなって後だしとなってくると多大な資金を投入して広告をぶん回ししたり、ニッチな商品で攻めるって感じで攻め方を変えていかないといけないわけで超利益商品を作るのは難しくなります。

そんな状況化で一番重視して残しておくべき、今のうちに投資しておくべきはSNSとライブコマースになるのかなと思っています。

時代のAI化が進み現在だとプラットホーム内での検索で顧客は商品を探しますが、時代が変化していくと

AIで例えば
『キャットフードで一番栄養バランスが優れている物はなんですか?』
『ここ最近膝が痛くて栄養素を補いたいと思いますが、必要な栄養素とお勧めできるサプリメントはありますか?』

等の商品名ではなく、要件を伝えてAIに検索してもらい、商品を購入するといった流れが来ると思います。

あまり詳しくは現段階で言いませんが、ここで引っかかってくる検索結果がどこに優位性があるかなどを調べていく必要性がインターネットのビジネスにおいては将来的にかなり重要視されてくるところで

AIは回答を出すために何を参考にその記事をメインに持ってきたのか?こういった所の考察が必要になってきます。皆さんAIを使ってどう便利にしよう。AIを使ってどうやって稼ごうが先行している方も多いと思いますが、質問をして何が出てくるのか?

今数あるAI検索で調べてみると結構面白いです。こういったなんて言うんだろうwAISEO的な?要素を取り入れる事はSEOオタクみたいな人じゃないと正直勝ち目は低いと思っていて、一部の人がこのロジックを使って大きく成果を伸ばす事にはなります。

ただし、SNSやライブコマースにおいては技術の革命から一歩出て直接

眼に。耳に。訴える事が出来る為、体験自体を付加価値として商売することが出来ます。

SEOなんかを全てぶっ飛ばし、先行者だろうがなんだろうがSNSのマーケティングと物販の組み合わせは知識、企画力、商品力が全て備えられるといつでも何でも売る事が出来ます。

そういった意味では最初のきっかけとしてクラファンなんかはおすすめです。

今既に事業拡大をして収益を確保出来ていて縦に縦に伸ばし続けている事業者は正直かなり危ないと思っていて、

出ている収益からまず越境は確実に視野に入れる。取り入れる。というのが1つであり出ている収益から従業員を雇用する覚悟がある事業スタイルであればライブコマース事業に人とお金の投資を始める頃合いではないか?

と僕個人は思っています。

一番簡単なのは既にライブコマースで収益を出している会社さんと繋がり一緒に仕事をするであったり、まだ大きな規模感ではないが暮らしていける程度の収益をライブコマースで行っている方の事業をそのまま買取し一緒に取り組む等がおすすめです。

SNSにおいても最初は買った方が早いです。大筋の流れや仕組みは見えますので、1から構築するよりも折角物販収益出しているのであればバシバシ買収していい所だけ取り入れて自社の事業に取り入れていきましょう。

前回に引き続きで全部をまとめると

1,国内仕入れ⇔国内販売での収益軸は輸出入のトラブルに備えて1軸は確実に必要

2,1はお金の効率が悪いので1はある程度で切り上げ国内販売は輸入を取り入れるべき

3,1と2を安定させた後確実に将来性を考え越境に早めに乗り出すべき(ebayはあまり資産価値を見出せないのでマルチテナント系モールが良い)

4,そうなるとShopee&Lazadaは参入する一番いい時期だよねって事。

5,いつどんな時でも売上を跳ねられるようにSNSやライブコマースに関しては余裕があるときに参入、買収しておくべき

6,自信がある人はAISEOに合わせた商品展開を視野に入れる。

こんな所になります。とまだまだ書き足さないとなぁって所は正直あったりするのですが、前回で足りなかったなという所を書いてみました。

何か1つでも参考になれば幸いです。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?