私にとってコロナ唯一のメリット
昨年の2月頃、街中にいるほぼ全ての人がマスクをつけ出した。
マスクをつける事に否定的な意見を見かけることもある。
相手の顔が見えないことによるコミュニケーションの取りづらさだったり、そもそも息苦しいから嫌だったりと理由は様々だが、マスクをつける事にマイナスイメージを持つ人もいるだろう。
私は反対に、マスクをつけていても許される環境にとても感謝しているのだ。
その理由はただ一つ、
「臭い匂いを嗅がずに済む」
からだ。
●コロナ前からマスクをつけていた
私は鼻が異常に敏感だ。
人の気づかない匂いに気づくし、料理の味もよくわかる。
そういうメリットがある反面、臭い匂いが本当に苦手だ。
特に苦手なのが、加齢臭。
電車に入った瞬間に加齢臭がすると、すぐに車両を変えたり、その電車を見送ったりするくらいに苦手だ。
他の人が普通に乗っている車両でも、臭いから来る吐き気で降りたりもする。
(見た目で判断すべきではないとは思うが)臭そうな人とすれ違ったりその人の後ろを歩いたりするときは、常に息を止めている。
鼻が敏感だと自負している人は多いと思うが、このレベルまで敏感なのも珍しいだろう。
本当に苦手なので、外に出る時はいつもマスクをつけていたかった。
だが、コロナ以前の環境ではそうはいかなかった。
冬以外にマスクをつけている=不審者
と見られる。
職場でも
マスク=風邪
という式になり、嫌厭されてしまう。
K-popが流行って黒マスクをつけることがオシャレであるという文化が入って来た時からつけることができるようになったが、それでも若者発祥の文化のためにあまり歓迎はされなかった。
コロナになって仕事が無くなったり、
お金が無くなったり、
恋人と別れたり、
と全くコロナによるメリットは無かったが、唯一それだけがメリットだ。
マスク、最高。
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