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【ひきこもりから卒業•••ウォーキング⑬】


<頭の中がモヤモヤ•••そんな時は>


ずーっと引きこもっていたAさんが

お母さんの入院がきっかけで、

ウォーキングを始めた。


たった1週間で身体に変化が!


最初は、20分くらいから始めたウォーキング。


今ではウォーキングとストレッチとフォーム確認で、

2時間位動けるようになった。


でもまだまだ、浮き沈みがある。

歩き始めて、1ヶ月もしてないんだからしょうがないけど•••



お母さんと面会をするのは週1度。


それも直接話すわけではなく

病院に行って1階と3階リモートでの会話だそうです。


コロナの影響は、まだまだ続いているんですね。


この日の彼女ほ、出てきた時から暗かった。

視線が下を向きがち。

背中も丸くなりがち。



お母さんと話していて、

あまりいい状態じゃなかったようなのです。


それから頭の中で、考え出した。


お母さんが帰ってきたら、

2階の部屋じゃなくて1階の方がいい。


ベッドが大きすぎて、1階には置けないから

新しく買わなければいけない。


介護用のベッドの方が良いのか。


夜、トイレに起きるかもしれないから

自分もそばに寝てあげたほうがいいのか。


ヒートショックが起きるといけないから、

暖房器具を増やさないといけない。



などなど、考えだしたら止まらない。

あまり、寝られなかったようだ。


「これから、3ヶ月くらいリハビリするんだから

今の状態よりは、ずーっと良くなってると思うよ。」


「今、お母さん頑張ってるから、お母さんが笑顔で帰って来ることを想像してみようよ」



いつもなら、話をしてウォーキングの最後には、

笑顔が戻るのに、この日はどうしてもしずんだまま。


(よし。頭で何も考えられない状態にしてみよう)



「ここから、あそこまでダッシュで走ってみて」


距離にして30Mくらちの芝生の上を

往復2回全力で走ってもらいました。



かなりきつかったようです。


息を切らせながら、

「何だか、スッキリした」


「どうなるかわからない先のことを考えてもしょうがないてすね」


「今できることをやります」


最後は、前向きな言葉が返ってきました。




ウォーキングがこのままいい方向にむすびついていけばいいなぁ。


また、明日••••




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