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ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 第6期がスタート! 初回授業をレポート!

2023年4月から、株式会社ゲンロンが主催するマンガ家育成スクール〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉第6期がスタートしました!

4月8日(土)の初回授業では、主任講師のさやわか先生によるガイダンスがあり、ひらめき☆マンガ教室が重視する「マンガの多様性」についての考え方を紹介しつつ、作品をまずは意地でも完成させることの大切さをご説明いただきました。

主任講師のさやわか先生。2023年4月8日(土)。

さらに、4月9日(日)の授業は、ゲスト講師に代表作『鈴木先生』『古代戦士ハニワット』などで知られる武富健治先生をお招きしました。第1期から継続してゲスト講師としてご登壇いただいている武富先生は、本講座の最終講評会の審査員でもあります。武富先生からは編集者とやり取りするためのネームの描き方や、デビューに至るまでのつまずきと学びなど、マンガ家志望の受講生にとって非常に糧になるお話をいただきました。

ゲスト講師の武富健治先生。2023年4月9日(日)。

課題1「自己紹介を『物語』にして描いてください」(課題提示:さやわか先生)のネーム講評では、マンガにおいて「読者に誤解を与えないこと」がすごく重要とおっしゃる武富先生。「変わったことに取り組む際には、人一倍メジャーな手法を取り入れる必要がある」というお話は、マンガに限らずあらゆる表現に共通するメソッドのようにも思えます。

壇上で赤入れをしながら丁寧に講評を行う武富健治先生。2023年4月9日(日)。

初回課題ということもあり緊張の面持ちを見せていていた受講生ですが、マンガを読者に届けることがいかに難しく、いかに重要かをあらためて実感したようです。
武富先生、丁寧な講評と長時間のご登壇まことにありがとうございました!

武富先生に講評いただいた課題1「自己紹介を『物語』にして描いてください」のネーム提出作はこちらから無料でご覧いただけます。

講評の結果、以下の3名のネームが選出されました。選出されたネームは、完成稿提出時に次回の授業内で必ず講評を受けることができます。惜しくも選外となった他の受講生も、授業内での講評は確約されませんが、自由に完成稿を提出することが可能です。

〈課題1 完成稿選出者〉
やながわけんじさん「土日のふーん
藍銅ツバメさん「推しの声の怪
大須賀健さん「小麦アレルギー男の最高デート計画!

次回の授業は5月14日(日)に行われます。同日16時からの課題1の完成稿の講評は、YouTubeで無料生中継されますので、ぜひご覧ください!(※ 生配信終了から5/21(日)までアーカイブのご視聴が可能です。また、当日の授業の進行によっては、本講評の開始時間が遅れる場合がございます。あらかじめご了承ください)

また、現在〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉では、マンガを学ぶ・描く・読む・語るコミュニティとしてのさらなる発展を目指し、サイトの大規模リニューアルを行っています。新サイトは近日公開予定です。ご期待ください!

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