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自分の力不足を思い知った2023年

会社設立

2023年1月30日に会社設立し、今年は事業を作っていく1年でした。
理学療法士として医療、介護の分野で働いてきて、世の中の健康課題や業界に対して疑問に思うことを解決することを目的としてサービスを作っています。
だが、待っていたのはどこの誰かもわからない人は話も聞いてもらえないという厳しさでした。

慣れない営業

医療従事者はいわゆる「営業」をする機会は少ない。
「自社のサービスを売る」ことが必要で、それがないと活動するための予算が尽きてしまう。
元々あるようなサービスではなく、あまり聞かないサービス内容であることから当然「怪しい」「よくわからない」という印象になってしまいます。

キングコングの西野さんが言っていることですが、ヒトは「わからない」と「嫌い」の感情が近く、「怖い」「怪しい」という感情が出てしまう。

相手に興味を持ってもらうため、まずは体験(体感)してもらうことが必要だと思い、目の前にいる人の「カラダの課題」を解決することから始めてみた。

世の中の意識は低い

事業を始めてから感じることは、カラダのことを意識していない人があまりに多いこと。当然と言えば当然かもしれないが、ヒトは「悪くなったら」がきっかけで自分のカラダに関心を持つようになる。日本では健康保険制度がしっかりしていることから、よりその傾向が強いのかもしれない。

最近でこそ健康意識の高まりはあるが、加齢とともに「動けなくなるもの」「病気になるもの」という認識をお持ちの方は少なくないかと思います。
加齢による影響はあるが、加齢が主な原因となることは多くはなく、予防できる余地のあることだと考えています。

医療費削減、健康寿命の延伸に向けて

日本の社会課題として、「健康寿命の延伸」に向けた取り組みをしている企業が増加しており、「健康経営」「ウェルビーイング」という言葉を聞くことも多くなったきたように感じています。

しかし、テクノロジーが発展し以前よりもヒトが動かなくても生活ができてしまう世界で、「ヒトが動ける能力を維持する」ことを目的とした取り組みとしては本質的ではないというのが個人的な見解です。

ここを解決することが起業した目的の一つですが、現実はその手前で力不足を感じているというのが現在地点です。
日々どうすればいいかを考え、トライアンドエラーを繰り返し、「新しい文化をつくる」ために2024年も動いていきたいと思います。

株式会社REOLでは、企業へのヘルスケア顧問として産業医と協働、医療における代理人、学校へカラダの教育を導入するためのサービスを提供しております。
弊社HP:http://www.reol.jpn.com


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