関節可動域訓練をアップデートした「シン・ROM学」始まる!

ゲンテンメソッドchを開設し、
動画投稿に本腰を入れ始めて1年が経ちました。
元来、やる気にムラがあり
自分でも何かそれらしき精神の病を抱えてるのかと思うほど
狂ったように動画を作る時と
死んだように冬眠する時を経て
やっとペースが掴めてきた今日この頃

2023年は「拡大」をテーマに
新コンテンツを量産しようと試みております
その一つが今回紹介する
「シン・ROM学」

ROMというと、
みなさんは何をイメージするでしょうか?

このnoteを読んでいる方で
「Read Only Memoryのことでしょう?」
という人はいないでしょう
(※Read Only MemoryはCD-ROMのROMね)

理学療法の基本の「キ」である
関節可動域=Range of motion

臨床では
関節可動域訓練の略称として
「アールオーエムしといて!」とか
関節可動域の測定を
「ロム計っといて!」とか
いう言葉が
さまざまな背景を靡かせながら
好きなように表現されているわけですが

ざっくり
関節可動域=Range of motion、ROM
関節可動域訓練=ROM exercise、ROMex
のように表記されて
慣れ親しまれている

この慣れ親しまれた「ROMex」
しかし、あまりにもベーシックな響きに
ゴッドハンドに取り憑かれたセラピストの多くは
「ROMex」とは違った何かであることを
表現したい欲求に駆られ
そして「筋膜」や「皮膚」、「神経」「認知」のような
新たな概念に対する解像度を高めるに至った

「A」という症状に対して
「B」という療法を行うと
「C」という改善に至る

「A(症状)」+「B(〇〇療法)」=「C(改善)」

こんな単純な構造の中で
「B」=ROMex は
ダサいと感じる
古いと感じる
芸がないと感じる
マウントが取れないと感じる

20年以上理学療法士をしていた僕だからわかる

多くのセラピストが新たな領域を開拓し
その解像度を高め
その度に対立構造を作り出し
連続型ではなく
離散型の〇〇療法を
確立していった本当の理由は

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