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ソロモン72の悪魔とミクロコスモス(小宇宙)を紐づける

この記事はソロモン72の悪魔とミクロコスモス(小宇宙)である人間の体内を紐づけることを目的としています。
前回の記事はこちらを参照してください。



ソロモン72の悪魔


魔法の円と三角形

「これらは72人の強大な王侯たちであり、ソロモン王はかれらに、ベリアル、ビレト、アスモダイ、ガープが首領であるところの軍勢とともに一つの真鍮器[注 4]に入るよう命じたのである。これはかれらの高慢のゆえであろうと思われる。というのもソロモンはかれらを拘束した理由を明かさなかったからである。かくてソロモンはかれらを縛して容器に密閉し、神聖な力によってバビロンの深い湖か穴に逐いやったのであるが、バビロニアのひとびとがこれを見て訝しみ、大きな財宝が入っているやもしれぬ、と容器をこじ開けようとして湖に入り込んだ。しかし彼らが器を開封した途端、霊の頭目たちは自分たちに服属する軍団とともに挙って奔出したのであった。そしてベリアルの他はみな元の位置に復帰してしまった。一方、ベリアルは或る偶像に入り込み、バビロニア人がしたように生贄を捧げてその偶像を神として祀るひとびとに応答するようになったのである。」

wikipediaより出典

ソロモンの72の悪魔についての詳細な説明は、主に「レメゲトン」の一部である「ゴエティア」に基づいています。これは、16世紀か17世紀に成立したオカルトの文献で、伝説的なイスラエルの王ソロモンに帰される魔術の一種です。この文献では、ソロモン王が72の悪魔を使役し、彼らを支配下に置いたとされています。

各悪魔は独自の名前、階級、特性、能力を持っており、異なる形態や力を持つとされます。これらの悪魔は、神秘主義やオカルトの伝統において、宇宙の異なる側面を象徴し、特定の能力や知識を司ると考えられています。

以下は、ソロモンの72の悪魔の一部とその特徴の例です:

  1. ベリアル:地獄の君主の一人とされ、強力な力を持つ。

  2. パイモン:芸術や知識に関連し、教える力を持つ。

  3. アスモデウス:欲望や性的な誘惑を司る。

  4. バエル:隠れたものを明らかにする能力を持つ。

これらの悪魔は、多くの場合、召喚の儀式や魔術の文脈で言及されます。彼らを召喚し、支配することで、特定の目的や願いを成就させることができるとされています。

四体液説

「血液・粘液・黄胆汁・黒胆汁」の四体液説と「気・水・火・地」の四大元素との対応、「熱・冷・湿・乾」の4つの基本性質の関係。


四体液説(していきえきせつ、英: Humorism、またはHumoralism)は、古代ギリシャの医学と生理学に基づく医学理論であり、体内には四つの体液または体液が存在し、健康と疾患はこれらの体液のバランスに依存するという考え方です。四体液説は、紀元前5世紀にヒポクラテスやガレノスなどの古代ギリシャの医師によって発展しました。

wikipediaより出典


四つの体液は次のとおりです:

  1. 血液(Blood): 体内の血液は、熱と湿気の質を持つとされました。

  2. 黄胆汁(Yellow Bile): 黄胆汁は熱と乾燥の質を持つとされました。

  3. 黒胆汁(Black Bile): 黒胆汁は寒さと乾燥の質を持つとされました。

  4. 粘液(Phlegm): 粘液は寒さと湿気の質を持つとされました。

四体液説では、体内のこれらの体液がバランスを失ったり、過剰になったりすることによって、さまざまな疾患や病気が発生すると考えられました。健康を保つためには、体内の四体液のバランスを保つ必要があり、医学的な処置や食事療法などがその調整に用いられました。

四体液説は中世ヨーロッパの医学にも影響を与え、西洋医学の基盤となりましたが、近代医学の進歩とともにその科学的な信憑性は低下し、現代の医学では使われなくなりました。現代の医学はより科学的なアプローチを採用し、生理学や細胞生物学などの進歩に基づいて疾患を理解し、治療する方法を開発しています。

チャクラ


エネルギー チャネル (ナディ) とサハジャ ヨガ

チャクラ(梵: चक्र, cakra; 英: chakra)は、サンスクリットで円、円盤、車輪、轆轤(ろくろ)を意味する語である。ヒンドゥー教のタントラやハタ・ヨーガ、仏教の後期密教では、人体の頭部、胸部、腹部などにあるとされる中枢を指す言葉として用いられる。

wikipediaより出典

チャクラ(Chakra)は、古代のインドの宗教、哲学、瞑想、ヨガなどの伝統において重要な概念の一つです。この言葉はサンスクリット語で「車輪」や「円輪」を意味し、エネルギーの中心やエネルギーセンターを表す言葉として用いられます。

一般的に、チャクラは身体の中に存在するエネルギーセンターとされ、人体において複数の主要なチャクラがあるとされています。各チャクラは特定のエネルギーやスピリチュアルな属性と関連づけられ、それぞれが身体の特定の部位に対応しています。以下は主要なチャクラとその位置です:

  1. ルートチャクラ(根チャクラ) - マルダーラ・チャクラ:仙骨部分、腰の近くに位置し、安全、安定、根本的な生存に関連づけられます。

  2. サクラチャクラ(仙骨チャクラ) - スワディシュターナ・チャクラ:仙骨の少し上に位置し、感情、創造性、性的エネルギーに関連づけられます。

  3. マニプラチャクラ(脾チャクラ) - マニプラ・チャクラ:腹部に位置し、個人の意志力、自己尊重、自己制御に関連づけられます。

  4. ハートチャクラ(心チャクラ) - アナーハタ・チャクラ:胸の中央に位置し、愛、共感、受容、癒しに関連づけられます。

  5. スロートチャクラ(喉チャクラ) - ヴィシュッダ・チャクラ:のどの部分に位置し、コミュニケーション、表現、創造的な発声に関連づけられます。

  6. サードアイチャクラ(第三の目のチャクラ) - アジュナ・チャクラ:眉間(額の間)に位置し、直感、洞察、精神的な覚醒に関連づけられます。

  7. クラウンチャクラ(冠チャクラ) - サハスラーラ・チャクラ:頭頂部に位置し、宇宙意識、啓示、精神的な統一に関連づけられます。


ソロモン72の悪魔とミクロコスモス(小宇宙)の対応表



ベリアル - 心臓
パイモン - 脳
アスモデウス - 胃
ガープ - 肺
フルフル - 肝臓
アモン - 腎臓
バエル - 小腸
ヴィネ - 大腸
サラス - 皮膚
ウァラク - 血液
バラム - 喉
アロケル - 膵臓
ヴァパラ - 骨格系
ザガン - 盲腸
ヴァラク - 頭蓋骨
アンドラス - 筋肉
フォカロル - 眼
アンドロマリウス - 耳
オセ - 脊髄
ダンタリオン - 唾液腺
セレ - 腹膜
プルソン - 膀胱
モラクス - 甲状腺
イポス - 脾臓
ガアプ - 腱
フルカス - 鼻
ブネ - 頚部
ロノウェ - 脂肪組織
ベリト - 肺胞
アスタロト - 内耳
スタラス - 脳幹
フェニックス - 腸間膜
ハルファス - 鎖骨
マルファス - 足首
ラウム - 肩甲骨
フォカス - 脚の筋肉
サボック - 手首
シャックス - 喉頭
ヴィネ - 鼻腔
ビフロンス - 背骨
フォルネウス - 足
フォルカロル - 指
キマリス - 足の裏
バティン - 上腕二頭筋
バレフォール - 下腿三頭筋
アガレス - 顔面筋
ヴェパール - 腰椎
ユフィール - 肩腱板
ザレフォン - 舌下腺
バエル - 膝関節
パーズ - 肩甲骨
アモライム - 気管
キマリス - 指の関節
オセ - 顔面神経
アモン - 三叉神経
オリアス - 内側大腿筋
ヴァパラ - 肘の靭帯
ザガン - 頚椎
ヴァラク - 腹直筋
アンドラス - 顔の筋肉
ハウレンティウス - 大腿骨
フェニックス - 脊髄
ハルファス - 肩峰
シトリ - 上腹部
バレフォール - 胆管
プルソン - 鎖骨下動脈
モラクス - 頭頂部
イポス - 外側ハムストリング
アイム - 下腹部
ナベリウス - 股間
グラシアラボラス - 尾骨
ブネ - 足の裏のアーチ

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