反AI黙示録 〜敵か味方か〜

世の中のものが敵か味方かでしか考えられなくなった皆さんこんにちは。
漫画家の森川さんが、もう反AIが手に負えないというような表明を出しましたね。
まぁ実際に表立って政府なりなんなりに訴える立場の人は、他人を納得させるだけの論が必要なのですが、
生成AIそのものに問題があるとするのは難しく、その上で反AIの皆様に何が問題か問うた所、
問題がわからないのか!(回答無し)といったリプライばっか来ちゃったっていうことでした。
こういうのをインテリぶってると言います。決してインテリではなく。

そして森川さんは、問題があるって思う人が船頭になって活動すればいいじゃん!となりました。
まぁそうですよね。なんで反AIさんたちって自分から動かないんだろう。
やることと言えば、能力のある、権威ある人に助けてーって言うだけ。なんで自分でやらんの。

今の反AI界隈は内ゲバと異端審問の嵐です。
常に"敵"に敏感で、足並みが揃わなくなればお互いに敵認定して殴り合いを始めます。
「俺を反AIなんかと一緒にさるな。もっと崇高な…」
このフェイズに入ると、もうその思想の寿命は時間の問題です。
思想を広げるには、味方になりそうな人を大切に扱い、新しく参入者を増やす行動を起こさないといけないんですが、
今の反AIは味方を撃ち、新規にはそんなこともわからんやつは出直して参れと。真逆ですね。
敵でも味方でもない人を懐柔して取り込み、世論にしていくという発想がないんでしょうね。
反AI思想が色んな人から足切りされていってるのもわかります。
なんもせん癖に、
上から目線でそれは違うこうしろお前は間違ってるこんなこともわからないのか
って言ってくる人の小間使いになりたい人間はおらんのです。

パブリックエネミーと化した、というのは難しいこと考えなくてもそのままのことです。
反AIさんたちが自分から、「世の中全部敵!お前らも全員敵!」って言ってるんだから。自分から世の中と対立してりゃ世話ないですねぇ。

反AIさんたちが理解しなければいけないのは、
反AIとAI推進は相対的なものではないということです。
世の中の大半の人は、便利になることを望んでいます。
お店の味が手軽にパパッとインスタントで食べれるようになったら嬉しい、というようなものです。
なので、何もしないでいたら世の中は勝手に便利になっていきます。
この一年で生成AIはどんどん進歩し、Googleは編集マジック搭載とか言い出してますね。
AI推進活動なんてことをしないでも片手に世の中便利になります。
反AIさんたちは、便利になればいいと思ってる世の中の人たちを説得して引き入れないと負け戦なんですよ。
っかぁ〜!この問題に気づかんか〜!ダメだな〜ダメダメ!なんて言ってたら
こいつキモいから関わらんとこって思われるだけなんです。
世の中そんなに貴方のことに構ってくれないからね。

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