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銀魂 劇中歌ライブ感想

出会いをさかのぼれば小学校5年生の夏休み。今から15年ほど前のこと。
とんでもないアニメに、チャンネルをつけ間違えたことから出会ってしまい、そこからずっと、楽しませてもらっているアニメ、銀魂。
3年前にアニメも完結。最後を飾る銀幕にすら、私の中での‘銀魂’を終わらせたくない一心で、ギリギリまで劇場に足を運ぶことができなかった。

そんな振り返りはこのくらいに、劇中歌ライブを映画館で楽しませてもらった。せっかくなので記憶が新鮮なうちに感想メモを。

どんな感じのライブなんだ・・?そもそも音楽だけなのかな・・とそわそわしながら入った劇場。チケットをもぎってもらうと同時に、定春のイラストとイベントのロゴが入ったピックのキーホルダーをもらった。素敵な記念になるなぁとほっこり。

ライブビューイング向けにと、万事屋メンバーの4人とエリーがステージの裏側通路からコメントを下さって、両国のイベントの時のようにわちゃっとしてて微笑ましい。

安心感あるBGオンリーから始まるイベント。
アニメが終わり、家賃も払えずお金稼ぎを万事屋メンバーが「チャットGPT」ならぬ「チャットGT」で質問。ウルトラソウルすればいいらしいと始まる。

本題のイベントはお通ちゃんと高橋さんが行ったり来たりするDJが進行したり、裏回し役と化した新八が回したり。
あらかじめ募っていた聞きたい曲を、ランキング形式(昭和のベストテンと平成のCDTVと令和でも人気のMステと・・・あともうひとつ分からなかったものを足して5で割って、番組名が4つなのに割ったあとは1にならない)で発表。

10位からと思いきや、10.5位って何だよ!とツッコミを入れながら、毎回必ずと言っていいほど聞いてきた「サブタイトルだコノヤロー」から始まる。

将軍暗殺編、洛陽編、さらば真選組編・・・序盤から泣いちゃうエピソードの曲が続いて、頭抱えた。曲だけでも、あの話だ!と思いだすけれど、銀魂バンドさんの演奏する後ろのモニターにアニメも流れる。アニメ映像だけもじっくりと見たかった・・もう一回アニメ通しで見よう。。
ちなみに杉田さんは、将軍暗殺編の曲を聴きながら、中の方のことを思い出しては、“大きくなって・・”みたいなことを思っていたそう。最初の頃は、現場を見に来ていたんだね。

合間にテーマごとのコーナーも設けられて、キャラのテーマ曲のコーナーでは、ヅラと将ちゃん、ピラ子(昼の部)、神楽ちゃん、そして銀さんの曲が演奏された。新八がないあたり流石。将ちゃんは、直前にシビアな長編でうるっとしていたのとは一変して,ほぼパンツの印象しかない。これが銀魂だったわ。ヅラの時にはエリーも登場。ヅラの登場に合わせて動いてて可愛かった・・。
そういや,今回エリーは看板の棒の部分しか持って出てなく,看板といえばスクリーンに文字が映し出された。最初の登場の時,なんで白い棒だけ持ってるんだろう・・・って思っていたけれど,正面から見れば,ちょうどスクリーンの看板を持っているように見える演出だった,なるほど〜。

ランキングの曲だけでなくおまけでそれぞれ2、3曲演奏してくれるモンだから、どの曲がランクインしたのか、もはや分からなくなっていたんだけど、見廻組入れてくれて大感謝!!「見廻組ー異三郎のテーマー」泣いちゃうよ。「信女」って墨で書いてるあのシーン、いつ見てもグッと来ちゃうし、さっきもう一度アニメ見直したいと思うけど、もう一度見る勇気が出ない。そんぐらい情緒持ってかれる大好きな話。その見廻組(異三郎)への激重感情を抱えながらのバラガキ編。このセット最高。

手拍子で遊ぶコーナーを経て、松陽先生と銀時の曲で感傷に浸ったかと思えば、紅桜、動乱編とまた激アツ曲が続き・・大満足。
お通ちゃんも最後歌ってくれたし!

銀八先生のミニ朗読茶番劇もありまして、たくさん笑わせてもらった。
20周年のイベントについて、新たな情報を何一つここで公表できない・・・となる銀八先生。映画館で上映でもすりゃあいいじゃん、となり、ここでタイトルを決める様子。
黒板にずらりとこれまでの長編のタイトルが書かれているものの・・・
・・・ん?
銀魂が今も続いていたら擦りまくっていたであろう、鬼滅と呪術のネタが。
黒板の中央辺りに「無限列車編」その次には「渋谷事変」。
先生曰く、「銀色の髪の先生が活躍する」からほぼ一緒らしい。そうだ共通点あったわな。
決定は夜の部で、と終わっちゃったけれど、最後の最後にしれっと「一国傾城編」と紹介。新八がまともに「バラガキ編に続く、一国傾城編でしょう」と推していたもんね。行かなきゃ!楽しみ。

あと楽しみにしてたコラボイヤホンは、イベントの日から予約開始にしようとしていたらしいけど、間に合わなかったらしく。こういうところも包み隠さず言っちゃうのも、銀魂らしい。

毎週待ち遠しく、笑いながら時にはしんみりながら見届けていた放送。
まだまだ動いてくれて、嬉しい限り。