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長男が突然うつ病に1


親として、子供が新たなステージに進むことは喜びであり、期待も大きいものです。特に高校入学は、子供たちが成長し、自己実現への道を切り開く大切な時期。私の長男も、部活に学業にと全力で取り組んでいました。しかし、その背後には、私たちが見落としがちな見えないプレッシャーと体調不良が潜んでいました。

高校生活のプレッシャー

高校生は、自分自身を見つけ、未来への道を模索する時期です。部活動、クラブ活動、進学や将来への不安など、彼らには様々なプレッシャーがかかります。私の長男も、外から見れば順調に見えたかもしれませんが、実は徐々に精神的な重荷を感じていたのだと思います。

うつ病のサインを見逃さないために

うつ病は、しばしば「見えない病」と呼ばれます。なぜなら、そのサインは外見上ではなかなか分かりにくいからです。ただ、その前兆はありました。例えば、授業を受けていると動悸がする、体がだるい、朝を起きれないなど、当初は息子の甘えだと思い叱っていました。これが大きな間違いでした。長男がうつ病と診断されたとき、私は驚きと同時に、もっと早く気づいてあげられなかったかと自分を責めました。しかし、重要なのは、そこからどう対応するかです。

親としてできること

以下は一般論ですが、非常に大事なことだと思います。

  1. 理解と受容: まずは、子供がうつ病であることを受け入れ、理解しようとする姿勢が大切。当初、私はそれができませんでした。

  2. 専門家の助けを求める: 心療内科や精神科の専門家に相談し、適切な治療を受けさせることが重要。

  3. 学校との連携: 学校の先生やカウンセラーと連携し、学習環境や生活リズムの見直しを行うことが助けになります。

  4. コミュニケーション: 子供が感じていることを話せる環境を作り、常に耳を傾けることが重要です。

  5. 日常生活のサポート: 定期的な生活リズム、健康的な食事、適度な運動は、心身の健康を支える基盤となります。

最後に

子供がうつ病になるということは、家族全員にとって大きな試練でした。しかし、この試練を乗り越えることで、家族の絆はより強くなると信じています。私の経験が、同じような状況にある保護者の方々やうつ病を患っている方々の助けになればいいなと思っております。

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