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禁煙は確か八度目。禁酒は二度目である。


そうは言ってももはや三週間は済んでいるはずだが、病院側はそうは受け止めてくれまい。新しく十二週間のプログラムの始まりだ。


酒とタバコを禁じられて、丸十二週間隔離されるのである。その中で、飲酒はどれだけ身体に悪いか、どんな不都合をきたしているのか、などなど勉強させられるのだ。


その間、自分自身がその気になって、酒を遠ざけなければならない。それが上手く行くかどうかの鍵である。だが、その鍵もそれを外すキーも、自分の手元にある。所詮、自分との闘いなのだ。


もうこれ以上は、誰も止められない。自分自身との戦いの始まりだ。



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