UD全国大会

約10年振り、小野先生の自主シンポジウムにお声がけいただいたことをきっかけに、現地参加しました。

会場では、企画者の小野先生、指定討論者の宗實先生、司会の近藤先生、Zoom操作をしてくださった三浦先生+素敵な仲間たち。
Zoom越しに指定討論者の赤坂先生、実践発表者の渡邊先生。

今までにないアプローチからの発表だったこともあり結構緊張してたのですが笑、発表は会場の先生方とご参会の先生方のおかげで、とっても楽しくお話しさせていただきました😊💕
そのあとの近藤先生のファシリ、宗實先生のご質問もさすがの一言で、あっという間の1時間半。

特に印象に残ったのは、授業のどこで教師が介入するかの見極めと、道徳性における環境依存の高さのお話でした。
2日目の赤坂先生のお話にも関わるのですが、個の学びや行動は、その集団の教育力に大きく依存することを実感しています。
「すんごい人たち」を排出している場が、日本各地に確かに存在することも、それを証明していますよね。
(奈良女附属小、新潟の大手町、堀川小や筑波大附属小なども)

これからの教育は、「人が伸びる場」をいかにつくれるかが今まで以上に大きな鍵になりますよね。(赤坂先生が主張されていること)
だから、道徳の授業で学びを深めるのと同様に、またはそれ以上に、一人一人が学びを深めて見えてきた自分の価値観を発揮できる場をいかにつくれるかが、道徳教育では何より大切だと思っています。
(エビデンスを取るのがめっちゃ難しいんですけどね・・・。)

わたしは「君たちはなぜ、学校で友達と学ぶの?」という問いとともに、ヴィゴツキーの最近接領域の図を直接子どもたちに示して「ここを広げていけたらいいよねー」って話をしています。
子どもたち自身が、友達と緩やかに繋がりながら学ぶことの意味を、実体験と普段の話をもとに往還して実感していけたら、きっと学び続ける大人になるのだろうなーなんて思っています。

今大会の目玉、授業をリアルで参観できたことも、わたしの中でかなり大きな学びでした。
楽しみながら、わくわくしながら、目を輝かせながら学びを深める子どもたちの姿がたくさん見られて、「あー、こんな授業をしたい!!!」って心から思えました🥰

特に、飛び込み授業をされた宗實先生の授業は、日頃から関係を積み重ねている筑波の先生方の授業からはわからない学びがたくさんありました✨
見える問いと見えない問いの往還もそうですが、あれども見えずに気付けるようにする手立て、子どもの具体の言葉を即時的にフィードバック(リヴォイシング)して、価値づけと賞賛を入れながら社会科の見方・考え方を育てる言葉がけ、モヤモヤ→スッキリ→もっと知りたい!のサイクルなど、初対面の子どもたちがどんどん前のめりになりながら思考をぐるぐる働かせて深めていく姿が見られたことは、わたしのなかでかなり大きな学びとなりました。

そのあとのシンポジウムでは、川上先生の柔らかい雰囲気のなかでの鋭いご指摘と、村田先生と宗實先生の関係性がみえる漫才のようなやり取りがめっちゃ面白かった笑
話が前後しますが、勢いで参加した1日目の懇親会では、全然知らない方々の中飛び込んだにもかかわらず、温かく話をしてくださる方がたくさんいて、とても豊かな時間を過ごすことができました😊(山下先生、ほんとありがとうございました!)

写真を撮ってなかった!!と気づいて2日目終盤に撮ったのですが笑、千葉の中谷先生と初めて対面でお話させていただけたこともとっても嬉しい時間でした😆💕
学び続ける教員として、これからも走り続けます🏃‍♀️💨💨💨

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