はる

好きなこと書いて 好きな写真アップします

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最近の記事

働く理由

うちの猫は無防備な寝相でこちらを見ている。可愛いけどちょっとこわい。 私の家には犬と猫がいる。 みんな10歳を過ぎたおじいちゃんおばあちゃん。 10何年も一緒にいるからなのか やつらは目で語りかけ、私を動かせる。 それぞれが それぞれのやり方で 私の顔を見つめてくる。 おいぬさま おねこさま かわいいあなた達のために 明日も働いてきますよ。

    • 一羽のカラスがうろうろしてたのでパンのカスをやったらちょっとビビられて、3回くらい投げたところでカラスが大群で飛んできた。 美人局かな?

      • 氷川神社にはじめて来てみた。横の公園ではお花見客がいっぱい。屋台もいっぱい。 天気は薄曇りで気温は快適。 駅でマネケン買って来たから公園の池の前でお昼ごはん。 やばい。幸せ。

        • #元気をもらったあの食事

          小学生時代。 団地の4階に住んでいた私は、学校からの帰り、遊びに行った帰り、習い事の帰り、 団地の階段を1階上がるごとに、カレーの匂いが漂ってくると、複雑な感情になったことを覚えている。 カレーの匂い!(歓喜) いや、騙されへんで、うちじゃない場合もある… そう思いながら、はやる足で階段を登るが、「うちじゃない場合」に備えて、やや慎重に心の準備をする。 その匂いの出どころが3階だとわかったとき、あとの1階分、登ろうか、不貞腐れて階段を降りて自転車に乗って何処かへ行ってしまお

        • 一羽のカラスがうろうろしてたのでパンのカスをやったらちょっとビビられて、3回くらい投げたところでカラスが大群で飛んできた。 美人局かな?

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        • #元気をもらったあの食事

          5 少年

          「なんだよー暴れちゃ駄目だよ」 「うるせぇ!ここはどこなんだよ!」 「安全なとこだってばー」 扉を開けると、一人の少年がベッドの下で、床に顔を押し付けた状態でわめいていた。その横には倒れたパイプ椅子。どうやらこれが先ほどの大きな音の原因らしい。 「どこが安全なんだよ!医者はなにやら凶暴だし!あんたも!」 こんなことしてるし! 少年は、なにも楽しくて床にひれ伏しているわけではなさそうだ。こんなこと、と少年が泰基に指摘しているのは、土足で彼の顔を踏みつける行為だった。

          4 歪な絆(2)

          本間は泰基に所有されている。 もっと明確に残酷な表現をするならば、彼女は泰基の『所有物』だ。十五才からずっと。 「ねぇ、私達、男の子に会いに来たのよね?」 わざとらしく、思い出したように本間が言う。泰基が首から手を離さないので相変わらず顔は引きつったままだ。 「そうだったね」 あっさりと肯定した泰基は上谷を振り返る。上谷がまた何か仕掛けるんじゃないかと本間はハラハラしたが、 「先生、昨日のくさい男の子どこ?」 いつもの無感動そうなぼんやりした声が聞こえたので、

          4 歪な絆(2)

          優しい世界

          自分を愛してくれる存在がわからないのは 自分が自分を愛していないからだ。 昔から言われてきた。 「自分を大事にしなさい」と。 でも私は 何が自分を大事にしていないのかわからない。 それなのに 愛してくれる人を探そうとするから いつも間違うのだろうか? そもそも間違ってきたのだろうか? 考えすぎだと、よく言われる。 でもそれは 失敗の数だけ考えることが増えるから どうしようもなくて 他の人は考えない? そんなはずはない。 じゃあどうして私は こんなにも独りでがんじ

          優しい世界

          #note書き初め

          2023年が始まった。 今年は、何か目標を立てよう。 と、毎年、同じことを考える。 家を買う年は、今年は絶対に家を買う、と初詣で神さまに宣誓した。 あんなに強く誓ったのは、おそらく、人生で一度きりだった気がする。 だから、宣誓通り、気に入った家を見つけられて購入できた時、イメージングの大事さと、神頼みの切実さを身をもって体感した。 それ以上の目標。 …パートナー探ししかないか。 私は恋愛が得意ではない。 とっても苦手なので、出来ることなら、 恋愛をすっとばして家族がほ

          #note書き初め

          フジカラーのCMの横浜流星くんの和服姿がかっこよすぎる。

          フジカラーのCMの横浜流星くんの和服姿がかっこよすぎる。

          #2022年のわたしと仕事

          仕事とは、責任感だと思う。 そう思って、ずっと働いてきた。 思えば、17歳。 居酒屋で2度目のバイトを始めた頃から、高校・短大と、ずっとバイト尽くしのまま、社会人になった。 夏休みや冬休みなど、長期休みは絶好の稼ぎ時だと思って、様々な短期バイトをした。 その中で感じたのは、お金を稼ぐ責任感だった。 今は社会人を十何年やって、それなりに経験も積んだ上で、その思いは変わらず続いている。 お客さんにお金をもらう。 その対価として、商品を、サービスを渡す。 それは、自分が

          #2022年のわたしと仕事

          こたつのはし足とおしりに詰まる犬

          こたつのはし足とおしりに詰まる犬

          朝から→Pia-no-jaC←の曲を聴くとやる気が出て嬉しくなる。

          朝から→Pia-no-jaC←の曲を聴くとやる気が出て嬉しくなる。

          膝の上わざわざ乗って毛繕い

          膝の上わざわざ乗って毛繕い

          あらすじ

          近所で起きた両機殺人事件を発端に、10年来の歪な友人、泰基紗英と本間江美が、出会いの日より続くお互いの呪縛の中でもがきながら、人助けをしたり人に助けられたりする話です。 神話の時代から続く家系や、カニバリズムや言霊、言霊に縛られる異形などを書きたくて書き始めました。 #ジャンププラス原作大賞 #連載部門

          あらすじ

          3 歪な絆

          これが金持ちの道楽ってやつなのかしら。 本間は泰基の後ろを歩きながら眉をひそめた。階段を降り、今は設備の整いすぎた地下道を進んでいる。地上ではガッちゃんがまた、この地下道の入り口の上に布団を敷き直しているのだろう。 …ここまでする意味がわからないわ… 道幅が二メートル、天井高が三メートルほどある地下道は、壁に感知式の電灯が左右並んでついており、天井も床も壁も、すべてコンクリートで舗装してある。整いすぎと感じるのは、床に敷かれた毛足の長い絨毯と、壁に掛かっているいくつもの

          3 歪な絆