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続きが読みたい本

暑い日が続いていますね。
このような酷暑の中、外で作業等している方には頭が下がります。
お疲れさま、そしてありがとうございます。
熱中症等にはくれぐれもお気をつけください。

「ご挨拶」をアップしてから次の記事を書き始めましたが、これがなかなか筆が進みません。
書いては消し、書いては消しを繰り返しています。
散々迷った末できるだけ短く、かつ、予定していた記事とは別の切り口でいこうと決心しました。

『不思議の国の悪意』 ルーファス•キング 著   押田由紀 訳
           創元推理文庫

文庫本の表紙


創元推理文庫から出されたこの作品は、ミステリ短編集です。
この中の「思い出のために」がお気に入りです。
登場人物の1人であるラヴィーニー大司教が思わぬ働きをするのですが、これによって意外な結末を迎えることになります。
個人的にはホッと安心しました。

こちらのラヴィーニー大司教が登場する続編があると知り読みたいと待ち続けて、現在に至ります。
他力本願ではなく、自分で辞書を引いて読むしかないのかと半分諦めの境地です。

手元の本を見ながらこの記事を書いていますが、どうしても読んで進みません。

なお、原題が「MALICE   IN   WONDERLAND」で、「不思議の国のアリス」のALICE(アリス)とMALICE(悪意)が引っ掛けられているのも面白いです。

この酷暑の中、冷房の効いた涼しい部屋で本書を読んで見るのも一考です。思わぬ悪意に更にゾクっとするかもしれません。
と、ここまで書いてきてAmazonを確認したら取り扱いがなく、電子書籍もありませんでした。
申し訳ありませんでした。せめて電子書籍化して多くの人に読んでもらえますように。


ありがとうございました。

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