私が子供だった頃、自分が大切な一人のかけがえのない存在で、価値があるんだという確認ができる経験が少なかった。そのため、自分には関心を持ってもらうだけの価値があるんだ・自分の感じていることには意味があるんだと思えたことがなく、大人になった現在、他人にそれを求めてしまっている。

日常の行動にどう影響するかというと、他人からの承認が得られないと不安で寂しくなってしまい、自分の価値を感じられないために、他人から認めてもらえているか・他人が自分をどう思っているかをいつでも気にかけるようになる。
どこにいてもそんな自分だが、仕事をしている時に私は特にそれを感じる。他人の期待に応えようとするあまり、あれもこれもこなさなければいけないとハードルを上げてしまい、同じ事をしているのに負担が全く違ってくる。結果、体に無理がかかり、心身疲弊させているのを感じる。
それを自分自身分かっていても止められない現在。
簡単に変えられることではないので、
小さなステップを踏んで自分で自分を認められるようになっていく必要がある。

そこでまずは、そんな他人の目を気にして承認を求めている自分に気付くことから始めている。
そしてそこに気が付いた時に、そんな自分を否定せずに受容してあげる。
この繰り返しにより、まずは自分で自分を認めること。
できることなら期待に応えようと無理をしないことがいいが、無理をしてしまう必要が出てきた時も、無理をして認めてもらおうとしている自分に気付き、感じる。
そしてそんな自分を受け入れる。

大人になってからでも自分の価値を自分に与え、自分を育て直すことができると信じ、ありのままの自分を認められるようになっていきたい。