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ハードルが低いうちに始めよう

こんにちは。
だーはらです。

みなさんは「思い立ったが吉日」という言葉をご存知でしょうか。
"何か行動しようと決めたら、その日のうちに取り掛かった方が良い"という意味ですね。
同じような言葉で『今日の一針、明日の十針』ということわざがあります。
服がほつれている時、今日縫えば一針で縫えるが、明日になれば十針縫わなければならなくなるという意味です。
すなわち、何事もすぐに始めた方が行動のハードルが低いということです。
今回は、仕事や生活において、ハードルの低いうちに始めた方がいいことについて、三つほど紹介したいと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。

整理整頓は荷物が少ないうちに

日常生活で"今日の一針、明日の十針"を一番実感するのは『整理整頓』ではないでしょうか。
引っ越した直後、おそらく多くの人が"しっかり掃除して綺麗な部屋で生活しよう"と決意します。
それがいつしか、荷物が増えて、忙しさで掃除をする時間がなくなり、整理整頓が出来なくなっていきます。

生活しているうちに、自然と部屋の中にある物は増えていきます。
物が増えるごとに、整理整頓のハードルはどんどん上がっていきます。
整理整頓しようと思ったその時に、すぐに始めましょう。
思い立ったその時が、一番ハードルが低い状態です。
ハードルが低いうちに整理整頓を始めて、綺麗な部屋を目指しましょう。

頑張って整理整頓を終えたあなたが、綺麗な部屋を保つために、とても効果的なルールがあります。これは、整理整頓が終わった直後から始めるのが一番効果的です。

そのルールは
床に荷物を置かない
というルールです。

「足の踏み場もない」という表現があるように、人が部屋を見る時にまず気になるのは"床がどれくらい見えるか"という点です。
まずは床にあるものを整理することから、整理整頓はスタートします。
綺麗な部屋を維持するには、物が少ないうちにルールをしっかり作って、そのルールを守ることを習慣化する事が大切です。
床に荷物が積み上がる前に『床に荷物を置かない』というルールを決めて生活してみてください。
床の面積が広ければ、お掃除のハードルもグッと下がりますよ。

読書は手に入れたその日から

書店で購入した本や図書館から借りた本など、手に入れて後で読もうと楽しみにしていたものの、だんだん手に取る時間がなくなって結局読んでいない…という事はありませんか?
毎日読書の時間を決めている人であれば、計画的に本を読み進めていく事ができますが、ほとんどの人は"時間があったら読む"というスタイルで読書をされているのではないでしょうか。
あなたがその本を手に取ったのには、必ず理由があるはずです。
友人から薦められた、仕事のスキルアップのために読んだ方がいい、帯の言葉に惹かれたなど理由は人それぞれですが、手に取ったその時の気持ちを大切にするためにも、数ページで良いので購入したその日に読んでみましょう。
時間が経つに連れて、その本を選んだ理由や惹かれた理由を忘れてしまうことも少なくありません。
本棚に収納してしまうと、取り出すことが一つのハードルになってしまいます。
読書における最大のハードルは"最後まで読む事"ではなく"最初の数ページを読み始める事"にあると私は考えています。
手に取った時の気持ちが、"読み始める"というハードルを大きく下げてくれます。
ぜひ、本を手に取ったその日に読書を始めてみましょう。

仕事の相談は早めのうちに

仕事で初めての業務を受け負った時、自分だけの能力では目的を達成出来ないと感じた時、必ず誰かに相談するようにしましょう。
今あなたが請け負っている業務が、あなた1人の力で達成できるかどうか、上司や先輩はある程度予測できていると思います。
初めての業務というのは、誰であってもうまくいかないものです。
1人で抱え込まず、早めのうちに誰かに相談しておくと、トラブルが起こった時やうまくいかない時に適切な対応を一緒に考える事が出来ます。
大切なのは、早めに相談する事です。
早めに相談することで、相談して協力を得るというハードルが低くなります。
自分だけしか把握していない情報が増えるほど、相談するハードルは高くなっていきます。
また、業務がかなり進行している状態になって初めて相談しても、状況説明に時間と労力を取られ、対応がさらに遅れてしまいます。
始める前や開始直後に相談しても、アドバイスはもらえないかもしれません。
しかし、一度相談しておくことにより、いざ困った時に相談しやすくなります。
相談された方も、一度相談を受けている方が事前に苦労するポイントを予測できるのでアドバイスしやすくなります。
仕事で行き詰まってしまった時、アドバイスを受けたり同僚を頼ることは悪いことではありません。
しかし、手に負えなくなってしまったり、トラブルが生じてから頼るのではなく、困難が予想される段階で相談するようにしましょう。
一度の相談が、相手に頼るハードルを下げてくれるはずです。

さいごに

“何かを始めるのに、早すぎることはありません“
物事は時間が過ぎるごとに行動のハードルが上がっていきます。
特に仕事の相談のように他の人を巻き込んでしまう場合は、時間が経つほど心理的なハードルが高くなってしまいます。
あなたが行動しようと決意した時、できるだけすぐに行動するように心がけましょう。
判断に迷う時は、早めに他の人に相談するようにしましょう。
今のあなたの行動が、未来のあなたを助けてくれるはずです。
『始める時は、ハードルが低いうちに』
ぜひ心がけて行動してみてください。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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