優しくて可愛い同期
今日は同期の優しい女の子とご飯に行ってきました。
私はとあるメーカーに勤務しており、営業配属とはいえメーカー勤務の新卒は避けられない「製造実習」があるため、現在ど田舎の古くて汚い寮で生活を送っています。
この寮、本当にしんどくて。
何がしんどいかというと、常に同期と生活を送らなければいけないストレスなんです。
トイレを行くにも、お風呂に行くにも、廊下の足音を聞いて、人がいないタイミングでダッシュで向かいます。
毎日神経を研ぎ澄まして生活をしている次第です。
このど田舎でのストレスフルな寮生活で唯一心を許せる優しい同期の女の子と、本日は語り合うことができました。
彼女はとても美少女で、藤崎凪さんに似ているのです。それでいて、とても自分に対する自己肯定感が低く、何だか守りたい、支えたいという気持ちになります。
しかしながら、その美しさに時折嫉妬のような醜い感情を感じてしまうのです。
彼女は美しいから、自己肯定感の低さが余計に魅力的。
ブスな私は、自己肯定感が低ければ、ただの自己肯定感の低いブスなのです。誰も助けてはくれないのです。
彼女は優しくて、美少女は性格まで素敵なんです。あーーブスは嫌だ、つくづく嫌だ。
だけど私はそれでも彼女が好きです。彼女のようになりたい。
そういえば、昨日は寮の一部屋で男女が飲み会をしていたそう。
女の子達はみんな彼氏がいるらしく、彼氏できたことがない私からすると、
彼氏がいるのに男女で部屋で飲み会?!!!?!?
という気持ちでいっぱいです。
きっと、彼ら彼女らは、"ワンチャン"を狙っているのでしょう。男性だけではなく、女性も狙っていると思います。
でも、欲望のままに生きる姿が何だか羨ましいですね。
私は物心がついた頃から恋愛は諦めてきました。どうせ私を好きになる人なんていない、と思って。
本当は恋愛がしたくてたまらない、けれども無理なのです。
Adoさんの「ギラギラ」の歌詞にある、
今日もまた己の醜悪さに惑う
だのに人を好きっていう気持ちだけは
一丁前にあるから悶えてるんでしょう
が痛いほど胸に刺さります。
私を輪に入れてくれる天使イケメンは、私をからかうようにいつも目をものすごく見つめてくるのです。
私は人の目を見るのが怖く、目を合わせて喋れないため、うまくその視線を交わすのですが、彼は私の目を追いかけてくるのです。
そんなことをされたら当たり前に好きになっちゃいそうですよね?
でももしドブスな私が本気で彼に向かってしまったら、彼に拒絶されるでしょう。この経験は何度もあります。どうせからかわれているのです。
おまけに彼はNew Jeansのミンジ、ルセラフィムのユンジン、TWICEのツウィ、が好きらしく、見事に美人揃いで死にたくなりました。
やはり近づくべきではない。
近づいてはいけない。
一定の距離を保つべきなのだと、自分に何度も言い聞かせて、一生懸命好きにならないように自我を保っています。
私は恋愛をしてはいけないのです。
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