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【五等分の花嫁】12巻 感想


始めに

映画で何回も観て涙した学園祭編。
ページをめくる度に映画ではこんな感じだったな、このBGM使われてたなと思い出していました。

記憶力悪い自分でもすぐ思い出せるぐらいですから、どれだけ映画を観て記憶していることかꉂꉂ(๑˃∀˂๑)笑

感想

最後の長編シリーズ学園祭編がやってきました。

1ページ目から好きなシーンなのです。
五等分の花嫁∽のラストシーンでもありました、皆が学校に行くのを一花が見送る所。
相変わらず五月は起きるのが苦手なんでしょうね。
また二乃に起こされたのでしょうか?
二乃が五月の手を引っ張って行っているではないですか。
姉妹間のこの感じ可愛いです(๓´˘`๓)♡

引っ張ってもらっている五月はやはり五女ですね。
面倒見てあげている二乃はやはり次女なんですよね。
一緒に映画に行ったりランチに行ったり、ケンカしても最後には相手のことを想って行動したりと、本当に仲良し姉妹で好きです。


陰でコソコソする幼少期の二乃と父マルオのシーン。
見開きで言葉なしで絵の表現のみ。

二乃の表情の変化も綺麗ですね。
幼少期の二乃は母が作ってくれていたパンケーキをまた食べたいとお父さんに言っていたが、聞き入れてもらえなかった。
父はお店のものではなく母がやっていたように自分で作るものがまさにお母さんのパンケーキだ。とレシピから調理器具まで揃えてくれていた。

どう接して良いか分からなかった父マルオはこのように接することしかできなかったんでしょうね。

でもあの時陰でコソコソしていたのはそういうことだった。と今なら分かりますよね。
だからこそ改めてお父さんと向き合う二乃。



最後の祭りが一花の場合。

一花は風太郎に自販機だったりで告白の返事を自分以外の誰かに選ばせたそうですね。
この気持ちに区切りをつけたいと。

しかし自販機から帰りに寝ている一花の唇を凝視する風太郎。
なんで見てたの?

「あれは五人の中の誰かなんだ
お前だって…そうだろ…」

学園祭初日、五人が好きだと告白した風太郎。
一花は自分以外の誰?と思ってるでしょうけど、違うでしょ?
俺が好きなのは四人じゃない、五人なんだよ。
だから一花お前の可能性だってあるじゃないか…

そんな風太郎の想いが伝わってくるようですね。
だから一花も頬を赤らめて想いが爆発しちゃったのか、いきなり胸ぐら掴んで引き寄せてキスしちゃったんですよね。

「二乃、三玖、四葉、五月ちゃん
問題です
フータロー君は誰だったら嬉しいですか?」

改めて、今キスした自分も含めて…

「嬉しかった?」

最高ですよ。
キャンプファイヤーの時も思いましたが、一花の話は強烈すぎて好きになっちゃいますね。

「嬉しかった?」
なんて、嬉しくない人なんていませんよ。

推し変してしまう可愛さが一花にはありますね。
これはある意味危険ですよ。


最後の祭りが二乃の場合。

二乃はやはりマルオとの和解が一番良いですよね。

マルオ自身零奈を亡くしてからそれを避けたくて五つ子とも距離を置いてしまっていた。
しっかりと向き合うことが辛くてできなかったんですよね。

回想で零奈は五つ子の成長を見届けることが使命だと言っていますね。
そのことを今度は二乃が、

「その成長をそばで見ていて欲しいの お父さん」

いつもはパパ呼びの二乃がお父さん呼びにしていることからも大切なことなんだと分かりますね。

このパンケーキと二乃の想い、そして零奈の想いに改めて気付き五つ子と向き合うことを決意したマルオ。

それに涙を浮かべながら喜ぶ二乃と風太郎。

家族を大切に想う二乃だからこそ、お父さんとしっかり向き合うことができて想いを伝えることができたんだなと思いますね。

それこそ他の四姉妹にはできなかったかもしれない。
まさしく五人で一人前。
三玖が以前言っていたように、足りない所は補い合って生きていく
そしてそれを共有していくとこができるのが五つ子の良い所ですね。

終わりに

映画を何回も観て暗記してしまっているからこそ、改めて原作を読むと分かることがありますね。

二乃のこのセリフ、映画ではこのシーンで言ってたけど、原作ではこのシーンで言ってたんだ。
そんな発見が久しぶりに原作を読んでいると分かりますね。
それが中々面白いです。

一花の話は映画では大分カットされていますね。
映画は映画で良かったのですが、原作を読むと
やっぱり一花の話めっちゃ良い。となりますね。
新鮮味があるのか凄く一花の話が良かったです。

(。˃ ᵕ ˂ )ノ))ではまた〜

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