見出し画像

フィンランド旅行⑹

そして、ついにこの日はやって来た!
日本にいる時から夢想しては、ほわほわしていた、この旅行のメインイベント!!

それは…

マリメッコ本社へ行く!🤣


である。笑

熱狂的なファンを持つ、北欧ブランド「Marimekko(マリメッコ)」。
社名は「マリのドレス」という意味で、創始者アルミのミドルネームマリアの短縮形から作られたそうだ。

日本人のクレイジーなファンは見ていて驚く程だ。(アウトレット等で)
その中のひとりに、自分もこの日はなっていたけれど…。笑


ヘルシンキ中央駅から電車で30分くらい、東北の方へ。

駅から歩いて10分くらいとのことで、最初駅に着いた時に、どこへ行けば良いのかわからなかったので、お掃除しているお姉さんに聞いたら、「貴方達はGoogle検索って知ってる?それをして、ナビしてもらうのが一番よ。歩くにしろ、バスに乗るにしろ。」と、大真面目に言われた。

はい、ごもっともです。
と答えるしかなかった。😂

ナビで検索して雪道を歩くこと、ほぼ10分。
見覚えのある、お花の模様が!!😍


想像よりも小ぢんまりとしていて、想像通りシンプルだった。


は~、ここでみんなお仕事しているのね。
恐る恐る、ドアを開けて中に入るとそこは、隣接しているお店の方だった。


雪の中にひっそりとたたずむ白い本社。


店内の写真は自粛して撮らなかったけれど、撮っても良いと、確認した時には言われた。

2階がオフィスで、1階は本社の社員食堂、本店、そしてアウトレットが併設されている。

もう眼が、ウニッコのようになっていたと思う。
ちなみにウニッコとは、表紙写真のようなポピーの花柄で、マリメッコの代名詞とも言えるデザインだ。


同行した友達もマリメッコは好きということで、ここは2人各自でお買い物することにした。

いや~、久々の海外での買い物ということで、タガが外れてしまったね。🤣
昔のバブル時代の感覚を思い出してしまったよ。

ヴィトンのバッグとかお財布とか、海外旅行で免税で買って、空港で20万以上するものを買いましたって、税関に申告するっていう。。。遠い昔。笑

今回は、ほとんどがお土産で、表紙写真にあるのは、大型クッションカバーを作ろうと思って、生地を買ったもの。

母は赤で、妹は青、私がベージュ。(私達は好みが違う)
そこまで買ってから、もうひとつの無地にオレンジで描かれたシンプルな生地の裁断をお願いしたら、その店員さんが、これは新作なのよ~とおっしゃって、そうだ、既に出来てるものがあるから見てみない?というので、ついて行ったら、なんと、既にクッションカバーになって売られていた。😳

ちょっと待ってよ、お姉さん。(こまろ予想で58歳くらい)
私、この生地を選んで長さを測ってもらう時に、クッションカバーを作るからと前置きしているのに…。???
しかも、裁断して買った生地の値段よりも、クッションカバーとして出来上がっている製品の方が安いの。🤣
最後の生地は裁断前だったので、既に出来上がっている方を買った。

「そう、あなたはこちらを買うのね」って笑われたけど、そりゃそうでしょう。
ファスナーもついて、縫ってある出来上がりの方が安いんだもの。😅

他に、お土産で靴下とか、定番の紙ナプキンとか、トートバッグなどを買い、母にクリーム色と薄い黄色で書かれたウニッコのブラウスを、自分には同じ色合いでボーダー柄のコットンのTシャツを買った。

普段ジーパンでいることが多いので、どうしてもそれに合うものを考えてしまいがち。


免税な上に、ここでメンバーズになったので、更に割引があり、日本で買うより随分とお得になった。
(とはいえ、北欧は物価高なので、それでも高いけれど。😂)

買い物を終えて大満足な私達は、更に贅沢な夢、「本社の社員食堂でランチをする!」も、叶えた。😆


丁度お昼時間で、食堂は混んでいたけれど、入り口のレジのお姉さんは、こういう来訪者に慣れているのだろう、とても適格で親切だった。

ランチを食べたいのだけれど、どうやって買うの?からの質問に、「最初にここでセットを買って、好きなものを取って良い。奥にシェフがいて、今日のメインを説明してくれるから、2種類のうち好きな方を選んで。」とのこと。

好きに取って良いって…。😍


食堂の隅から。2階はオフィス。贅沢にあちこちに布が下がっていた。


当たり前なのだけれど、トレーも食器も、何もかもがマリメッコ。
ここで働いている人達は、毎日こんな中でお仕事をしているのか。
本当に羨ましい…。😆


この日のメインは、友達が選んだ「ひよこ豆のコロッケ」と私が選んだ「ラザニア」だった。

トマトの酸味もあり、手作り感が伝わって、美味しかった。
サラダバーがメインで、ヨーロッパっぽいなぁと思った。

デザートに、パンケーキとオーツミルク入りのコーヒーをチョイス。
器が良いと、お食事のレベルも上がるね!笑


食器も自社製品でオシャレ!


こんな体験、なかなか?いや、一生に一度しか出来ることではないと思うので、本当にしみじみと嬉しさを感じて、幸せなひと時だった。😊

製品の質問に答えてくれたり、慣れない免税処理をしてくれた新人の店員さんや、スマートでカッコいいレジのお兄さんなど、みんなありがとう。💕

フィンランドの人々は、総じて人が好い。


また電車でヘルシンキに戻り、一旦荷物をホテルの部屋に置くと、今度はいつもの「K-マーケット」(スーパーみたいなもの)ではなくて、更に大きな「K-シティーマーケット」へお土産を買いに(まだ買うんかい🤣)、また電車で20分程北の方へ向かった。

10分程歩いて、大きな倉庫のような、そうコストコみたいなお店に入り、会社で配る用や、いつもお世話になっている整体のスタッフやソフトテニスの先輩方へ配るチョコレートやファッジなどを購入。

ここでも40ユーロは超えたので、免税の手続きに。
こうしてもうお土産は万全。

この日はそんなに歩き回ることなく、電車での移動だったので、いつもより心身共にラクだった。笑


そうして、この日はちょっと良いレストランに行こう、ということで、ホテルのスタッフにおススメのレストランを聞いたら「Zetor」(ゼトール)というところが、リーズナブルで美味しいとのことだったので、そこへ行った。

歩いて5分、ということだったのだけれど、、、友達のiPhoneのナビで、直ぐ近くにいるはずなのに、ぐるぐるしてしまって、20分程雨の中を探してしまった。

なんのことはない、そのお店の上に大きく貼られているピザハットの写真に目を奪われて見過ごしていただけだったのだけれど。🤭

そこは、店内は薄暗くて、バーのような場所とレストラン部分とに分かれていて、レストラン部分では各テーブルにろうそくをつけてくれるなど、ムーディーな感じだった。


友達は白ワインを、私は酔ったら歩いて帰れないので、ドリンクメニューで一番アルコール度数の低い、林檎のシードルを頼んだ。


前菜。思った以上に繊細で感動。


メインに、私はなんとかママのミートボールを、友達はまたサーモンスープを頼んでいた。
違うお店で食べたら味が変わるのか、検証したいとのことだった。

そしてそれは、合っていた。
シェアして食べたら、ここのスープは、図書館のよりもっとクリーミーで、しかもサーモンの大きさが大きくてフレッシュ、さすがレストラン!と思ってしまった。👏😍


食べきれるか心配していたけれど、大丈夫だった。笑


周りは、半分地元の人、半分は私達のような旅行者かな~、という感じだった。

ウェイトレスもウェイターも、同じ制服を着ていて、(白いブラウスに黒のパンツ・ベスト)とても丁寧だった。

最後にデザートにアイスとカプチーノを頼んだ。
器もオシャレで、最後まで満足だった。


ベリーの乗った、チョコレートアイス♪


フィンランドの郷土料理を愉しめたし、この日は一番歩かなかったし、有意義な日だった。(と言っても1万3000歩ほど。)

この日を振り返ってみたら、一日中買い物とお食事。
それは充実感を味わう訳だ。🤣

この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

もしサポートして頂けたなら、執筆活動費に充てて、「副業が本業をいつしか超えてフリーになる!」という夢が早まります。あなたの”夢の後押し”が名実共に私の背中を押してくれるのです。本当に有難い限りです。<(_ _)>