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横断歩道の手前で停まったら、クラクションを鳴らされた!

今日の午後の話である。

ナビの散歩のために河川の土手を車で走っていた。すると前方の横断歩道の手前に、横断歩道を渡ろうとしている二人の女性が見えたので、私は車を減速させて横断歩道の手前で停止した。

すると後方から走ってきた車がクラクションを鳴らし続けて近づいてきたのである。「なんやなんや」とルームミラーを確認すると、その車はクラクションを鳴らしながら私の車に近づいてきて、直近で停止した。

横断歩道を渡っていた女性たちはびっくりして、横断歩道の途中で立ち止まってしまった。ルームミラーを見ると、サングラスをしてマスクをかけた、いかにも怪しい年配の男性がハンドルを握っていた。

ところで、私は別に急停車をしたわけではなんでもなく、十分な距離を減速したのちに車を停止させた。決して後続の車に急ブレーキを踏ませるような運転はしていない。ということは、クラクションを鳴らされた理由は、「なんで横断歩道で停まってんねん!!」という文句の表現であることは間違いない。

「お前こそ何考えてんねん!」と、すぐに車から降りて文句を言ってやろうかと思ったが、数台の後続車がある状況で車を止めてしまうと後続の車に迷惑がかかってしまう。仕方なく、歩行者が横断歩道を渡り終えたのを確認して車を発進させた。

後ろの車は、その後もまるで煽るかのように距離を寄せてくる。運転手の顔を見ながらしばらくゆっくり車を走らせてみると、もう一度クラクションを鳴らされた。自分の行った行為に何の反省もないどころか、その後も車を停めた私に怒りを抱いているのである。

この調子ではもしも車を停めることができて、彼に文句を言っても話が通じないことは明らかである。時間の無駄だ。

その後は普通に車を走らせて、ナビの散歩をさせるために土手を降りて河川敷の駐車場に向かった。土手から降りる際に問題の車の後ろを見てみると、しっかりボディーがへこんでいた。日頃からそんな運転をしている輩のようである。

これだけ、横断歩道は歩行者優先であり、横断者がいる場合は手前で車を停止させるように言われているにもかかわらず、何を考えているだろう。そうか、なにも考えていないのだ。

ちなみに、JAFによる2023年度の「信号機のない横断歩道」における歩行者優先についての調査結果を見ると、全国実施率は45.1%で、私が住んでいる兵庫県は52%で全国17位だそうである。いずれにしても2台に1台は歩行者を優先させているらしい。確かに最近は横断歩道で歩行者を優先させている車を頻繁に見るようになったが、そこまで多いとは意外だった。


そのような状況であるにもかかわらず、本日のような運転手がいると思うとがっかりしてしまう。見たところでは高齢者のようだったが、最近の動向に目をくれることもなく、ただただ我が道を突き進んでいるのだろう。

もちろん免許の返納などしそうもない。いつか大きな事故でも起こさなければいいのだが、と心配になる。

私も高齢の域に足を踏み込んだわけだが、いつまでも周りの状況に関心を持ち、正しい価値観のもとで生活をしたいものだ。

いやぁ〜、それにしてもムカつく!!

怒りがおさまらないので、皆さんに共有させてもらいました。私の愚痴にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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