見出し画像

ナビの好き嫌い

ナビの表情から、思わず「ビールなんかいらんわい!!」と吹き出しをつけたくなるような画像だが、彼女の好き嫌いはそれくらいはっきりしている。

早速ですが、ナビの好きからどうぞ。


■ナビの好き!

■モーニャン(妻)

これは、文句なしに一番好き。なんと言っても世界で一番ナビのことを思いやっている人なので、当然の結果である。しかし、その割には時として冷たいナビにモーニャンは「あんたねぇ!!」と怒っている。そして、「しかたないか、ナビやもん」と微笑む。我が家ではナビの不可解なことは「ナビやもん」と納得しているのである。

モーニャン(妻)大好き!

■シロくん

7年くらい前から遊んでいる大の友達である。いや、きっと「かれ」なのだろう。
ナビが抗がん剤治療で体調が悪い時でも、シロくんには元気に飛んでいった。
シロくんは保護犬で、山中にいるところを保護された。そのために人に対しては警戒が激しく、私たちも今こそ触れるようになったが、最初は近づくこともできなかった。しかしナビにはとても優しく、そっと寄り添う姿が「いい男」だった。

「かれ」のシロくん

■ごはん

これは当然である。
特にラブラドール・レトリーバという犬種は「食べられないものまで食べる」と言うくらいの旺盛な食欲なのである。それだけに抗がん剤治療で食欲が落ちた時には、まるで自分たちが病気になったように辛かった。

ありがたいことに食欲旺盛なのだ。

■フーカ(孫)

現在2歳7ヶ月の孫のフーカとは、フーカが生まれた時から接していることもあり、今でもとても好きなのである。なんとなく自分のこども(孫?)を見るような瞳が優しい。

フーカを見るナビ

他にも好きな犬、人、ものはあるのだけれど、次は嫌いなものへ。

■ナビの嫌い!

■犬

基本的には犬は嫌いである。きっと自分のことを犬だと思っていないのだと思う。おかげでいろいろと苦労している。

まずは、毎朝の散歩である。近くで飼われている犬のうちでナビが吠えないのは数頭のみ。他の多くは姿を見かけただけで、「フガフガ」と鼻息が荒くなり、近くにくることがあれば、「来るな、来るな!!」と吠えまくる。吠えるだけなのだが、その度に、私たちは「すいません、すいません」と謝らないといけない。

また、夕方は河川敷を散歩しているが、そこでいつもボール遊びをしている犬がいるのだが、その子がとっても嫌いなのである。その子の姿を見るなり、車の中で吠えまくる。後部座席から運転席まで鼻面を出して吠える。うるさいことこの上ない。その子が遠くに行くまで、ナビは外に出せない。

■インターホン

ある意味とても立派な番犬である。
「ピン、ポーン」とインターホンがなるや否や、ものすごい勢いで吠えまくる。インターホンで応答しようとするが、ナビの声がうるさくて何を言っているのかわからない。
仕方ないのでとりあえず外に出ようとドアを開けると、われ先に飛び出していくのだが、その時点では吠えることなく、シッポをふりながら喜んでいる。一体嫌いなのやら、好きなのやら。

■神社の鈴

最初はそんなことはなかった。一緒にお祈りをしていたのである。
一体いつからなのかは記憶がないのだが、私たちが鈴を「ガラン、ガラン」と鳴らすと、いきなり「やめて、やめてよ!!」と言わんばかりに私たちに飛びついてくるのである。「おいおい」と苦笑いをしながら後ろを振り向くと、待っている人たちが「くすくす」と笑っている。笑いを取る気は毛頭ないので、恥ずかしいやら、情けないやら、困ってしまう。

記念写真の途中で、鈴の音が聞こえて怒っているナビ

以上、ナビの好き嫌いでした。

いろいろと、「なんでやねん!」と思うところもあるのだが、結局は、「ナビやもん」と納得する私たちなのである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?