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抗がん剤治療中とその後のナビの体調管理

現在ナビは抗がん剤治療を終えて、安定状態で元気に過ごしている。
しかし、いつまた再発するかわからない。

悪性リンパ腫における抗がん剤治療後の平均寿命は1年であり、彼女の場合はまだ平均には達していない。とは言いながら、そんな不安を抱えて日々を過ごすことはあまりにつらく、せっかくの貴重な時間を無駄にすることになる。元気な今の間だけでも、私たちは彼女が悪性リンパ腫に罹患したことは忘れて過ごすことにしている。幸い、彼女はそれほど元気でいてくれる。ありがたいことである。

コツメカワウソの「こっちゃん」とナビ

ところで、彼女が抗がん剤治療を行なっている間、日々の体調管理を行なっていた。毎日体温を測り、排便と食事の状況を記録した。そして、受診日には病院で測定した体重を記録した。

闘病記録でも書いたが、彼女の場合は幸い大きな副反応がなく、問題は食事だけだったのだが、それはそれで私たちには大きなストレスだった。しかし、日々の状況を記録することで、不安はあるものの現状を受け入れることができた。そして冷静に次の対応を検討することができたのである。

記録は、最終的にはAppleのNumbersで作成した。iCloudでファイルを共有しているので、手持ちのiPhoneやiPadからすぐに記入することができる。

Numbersで作成した体調記録

しかし、これが意外と面倒なのである。そこでまずは手書きし、その後にNumbersに転記することにして、「100均」でミニホワイトボードを購入して、冷蔵庫に貼り付けた。

ホワイトボードに書かれた日々の記録

体調が落ち着いた現在は、1週間分を記録できる書式を作成して使っている。今となっては体温を測ることもないだろうと思いつつ、少しの体調変化も知っておかないといけないという(潜在的な)思いからやめられないでいる。

1週間分の記録

ちなみに、彼女の体重なのだが、微増が続いている。重病では体重が減るのが一般的なので、これだけは安心材料だと思っているのだが、それにも限度がある。ありがたいことではあるが、そろそろ減量を考えないといけないのかと、贅沢な悩みを抱えている今日この頃だ。

体重の推移

話は逸れるが、現在の我が家はもっぱらのApple派である。最初に購入したパソコンはNECのPC9801NA/Cで、その後も仕事の関係などでWindowsマシンを使い続けてきた。しかし我慢できずにAppleに転向してから、20年来のmacユーザーである。近頃ではiPhone、iPad、Apple TV、Apple Watchなどに囲まれて充実したApple環境を堪能している。(この話はいずれまた)


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