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短大卒栄養士のまことが管理栄養士になった理由。3

こんにちは、まことです。
今回は短大卒のまことが管理栄養士になれた4つの理由について書きました。
短大時代成績が赤点ギリギリで初めて就職した会社も1年足らずに退職した自分がどうして栄養士から管理栄養士になれたのかをまとめました。
今回はこの4つです。
1栄養士よりも管理栄養士になった方が人生の選択肢が増えるから
2好きな人が管理栄養士を目指していたから
3最初勤めていた職場がブラック過ぎたから
4勤めている管理栄養士(上司)と一緒に仕事がしたいから
長くなるので
1ブログにつき
1パートずつ紹介します。

3最初勤めていた職場がブラック過ぎたから

自分が最初に勤めたのは埼玉県にある委託会社に就職。
そこで自分の住んでいる近くの病院に配属されました。
埼玉の委託会社には1度の入社式の時にしか行ったことありません。
なので配属された病院が自分の職場だといっても過言ではありません。
今回はこの7つです。
1職場の仕事内容
2職場の鬼軍曹
3シューマイにしょうゆをつけるか?つけないか?
4おまえなんか辞めちまえの暴言
5体調崩したときの鬼軍曹の対応
6退職願を机の上おき退職
7まとめ

この1年の経験があったからこそ
今のままでダメだと気づけて退職後
行動できたので
当時は鬼軍曹のことを憎んでいたけど
今になっては早めにパワハラされて
社会の現実を知れてよかったです。

1職場の仕事内容

自分の仕事内容は
患者に提供する食事の盛り付け
食事変更による名札の変更
管理栄養士が献立を立てたメニューの食材の発注
洗い物の洗浄や冷蔵庫の在庫管

これらの仕事を1年間やってきました。
正直社会人1年目でスキルも経験もない自分には
キャパオーバーでした。
患者に提供する食事の盛り付けは数ヶ月
毎日仕事に出勤して作業すれば覚えられたけど
食事変更による名札の変更は
1日に変更する食事伝票が常に5件
多い時は10件など
しかも細かい指示。
介護施設での食事伝票とは
格段に大変です。
そのおかげで介護施設の食事伝票の処理で困ったことは
ほとんどありません。
間違っていれば上司やパートのおばさんに怒られる。
しかも自分は早番と遅番
半々ぐらいでシフトに入っていたので
間違えの伝票があれば
両方から板挟みで愚痴をいわれる始末。
そこで直営で働いている管理栄養士が指示がいい加減で
食事伝票に対して聞いてもちゃんとした答えが返ってくることなかった。

管理栄養士が立てた献立のメニューの発注に関しても
入社してから1ヶ月もしないうちに産休に入る栄養士に軽く教わっただけ。
できるわけないだろう。
仕事で困ったことがあっても身近に栄養士がいないから聞けないし
早番で2時間だけ出勤する栄養士が1人いたけど
早番の仕事が忙しくて聞くことができず
自分で考えるも発注ミスして怒られる。
自分は無能の自覚はあったけど
環境と努力次第では良くなるけど
本当にあの頃ほど頭を悩ませたことはない。

2職場の鬼軍曹

自分が最初の職場を辞めた1番の理由は
鬼軍曹です。
当時40代の調理師女性。
もし鬼軍曹が自分の上司ではなかったら
人生は変わっていたかも知れない。
それぐらい自分に取って人生のターニングポイントと言っても過言ではないでしょう。
パワハラと暴言でかなりメンタルが弱り
体重が1年で10kg近く落ちました。
自分が仕事ができなかったのと
色々のことに常識知らずだったのもあって
パワハラや暴言に拍車がかかりました。
自分は気弱な性格で大人しいから
生きていた中で鬼軍曹以外でも色々な人から
理不尽に切れられたり
ひどい仕打ちにあったことも数々ありました。
そのため自分を少しでも守るために
栄養士のままよりも
管理栄養士になって
少しでも地位が上がったほうが
理不尽なことを回避できると考えるようになりました。
もう二度とあんな思いはしたくない。
早いうちに経験できたおかげで
今なんとか人生をドロップアウトしなくてすんでいると
感じております。


3シューマイにしょうゆをつけるか?つけないか?

みなさんはシューマイにしょうゆをつけますか?
それともつけませんか?
自分はぶっちゃけどっちでもいいです。
ただこの1件のせいで
自分もパワハラが更に加速していきました。

シューマイを盛り付けている時に
直営の管理栄養士が
まこ君シューマイにパックのしょうゆをつけてと言われ
シューマイの横にパックのしょうゆをつけました。
そしたら翌日鬼軍曹がシューマイにしょうゆをつけるな。
と言ってきました。
自分は一緒に働いているパートさんに
なんでシューマイにしょうゆをつけないのか?を疑問をぶつけました。
次の日に
鬼軍曹に呼び出され
説教されました。
鬼軍曹と管理栄養士どっちが偉いかわかっている?と
どう考えても管理栄養士だろう。
年齢 立場 直営と委託など
どれをとっても鬼軍曹に勝てる要素が1つもない。
だったら管理栄養士に直接文句を言ってくれ。
患者が減塩食ならしょうゆをつけないなら
自分も納得できるけど
全員となると無理。
管理栄養士が作った献立必ず確認のため目を通しているなら
献立ができた時に文句言えよ。
それができない時点で自分に文句言うのはおかしい。
仮に鬼軍曹が管理栄養士よりも偉いなら
態度で示せ。
この日をさかいに些細なことで暴言と呼び出されることが増えていった。

4おまえなんか辞めちまえの暴言

シューマイ事件からというもの
自分の鬼軍曹から暴言やパワハラ
その他12時間以上の労働などが重なり
次第に目に生気がなくなり
単純ミスが増え
働き意欲をなくしていき鬱状態に
それに鬼軍曹の
おまえなんか辞めちまえの暴言
おまえの代わりなんかいくらでもいる。
自分は仕事はできないほうだけど
入社したころに比べたらできることも増えてきた。
人間元気な時なら反撃する事もできたが
度重なるパワハラと日々のストレスによって
仕事をなんとかこなすだけの無気力社員となっていた。
正直そんなことを言われてる時点ですぐに
転職を考えればよかったのだが
管理栄養士の実務経験が欲しかったためと
仕事が忙しかったため
休みの日に行動することができず
疲れた身体を休ませることしかできなかった。
のちに身体がストレスと働き過ぎで
新年早々体調を崩す事件が起きる。

5体調崩したときの鬼軍曹の対応

新年体調を崩し仕事を休むことになる。
理由は急な高熱と嘔吐と下痢
多分働き過ぎとストレスなどによるものだと思われる。
仕方なく職場に連絡をして休んでいると
鬼軍曹から医者の診断書をもらってこいの電話が
仕方なく近くのクリニックに行き
受診して医師から診断書を書いてもらう。
そしたら鬼軍曹は診断書ではなく陰性の証明書を持って来い。
と自分に言ってくるのだ。
理由としてはノロにかかっているかも知れない。と言うことだけど
自分としてはノロにかかるような牡蠣なども食べていないし
もしノロにかかっているなら
職場にいる全員検便の検査をしなくてはいけない。
そのことも医師に言ったのだが
症状的には
ただの過労による風邪
もしノロの検査をすると結果が出るまで2週間近く仕事はできない。
なぜ鬼軍曹がこんな嫌がらせするのかは自分に対するいじめである。
だがそれだけでは終わらない。
その診断書を親に持ってこさせろ。
と言う発言。
完全に自分だけでなく親まで被害を与えてきたのだ。
親に事情を説明し
指定された時間に親が診断書を持っていくのだが
まさかの鬼軍曹はバックレ。
親激怒。
自分が次の就職先が決まっているのを知っているから
明日にも退職願すぐだせ。という始末
鬼軍曹のパワハラと長時間労働などに耐えられなくて
12月頃から次の就職先を探し内定をもらっていたのだ。
ただどうやって辞めようと思っていた所
体調崩し辞めやすいきっかけができたので
その点はラッキーである。
1週間ほど体調も良くなり職場に復帰。
すると仕事をお休みだった鬼軍曹から
職場に電話がかかってきた。
陰性の診断書ではない。からもう一度
陰性の診断書をもらってこい。と言う事。
でもクリニック側からも出勤許可はもらっているし
親が診断書を持っていった時にバックレた鬼軍曹。
自分は最善な行動を取っている。
自分も次の職場が決まっているので鬼軍曹に歯向かった。
そしたら鬼軍曹から帰れの一言。
じゃあ帰ります。と自分が答えると
遅番のパートさん残して帰れるの?
と言われ
言っていることが無茶苦茶
その後1時間後に鬼軍曹が職場に来て説教される。
色々と自分に対して辞めてしまえなどの暴言を言った後
鬼軍曹は職場を後にする。
正直ありがたかった。

6退職願を机の上おき退職
鬼軍曹自ら辞めるきっかけを作ってくれて。
そして仕事が終了した時に
鬼軍曹の机の上に退職届を置いて
実家に帰っていった。
次の日
実家に朝5時に実家に電話がかかってくる。
もちろん鬼軍曹。
自分の携帯は電源オフにしてあるから
その電話を親が出る。
親も診断書のバックレの件で
相当頭にきていたらしく
低いトーンでたんたんと文句を言っていた。
実際仕事を辞める時は1ヶ月前とかに退職届をだして辞めるのが基本だけど
鬼軍曹からおまえなんか辞めてしまえなどと暴言を言っているので
自分は悪いことをしていると思っていない。
ただ昼に頃に何度も電話があって
とりあえず1月いっぱいまで働いてほしいと言われたので
仕方なく働いた。
管理栄養士の受験資格のために
1日でもニートになると23歳で受験できる所を24歳になってしまうため
働くと言っても日数で言うと7日ぐらい
我慢した。
当時管理栄養士なるとは思っていないが
3年間の実務経験という受験資格にパスポートを持っておきたかった。
1月末に職場を辞め
2月に次の職場に務めることになるが
一歩選択を間違っていたら今の自分はなかった。
それから数年後
その委託会社は倒産した。
もし1日でもニートになっていたら
実務経験を証明することができず
管理栄養士になる時期が20代後半いや30代になっていたかも知れない。
年々どの国家資格も難化しているので
受験するなら早いほうがいい。

最後に
自分は勤めた職場の上司と自分の世間知らずが、合わさって
はじめての職場を1年足らずで退職しました。
今となっては早めにこの状態から逃げられたのでよかったと思っています。
あのまま仕事を続けていたら
もっと悲惨な未来が待っていたでしょう。
退職した後にすぐに職につけたのと
近くに母校で勉強している好きな人がいたから
今の自分がいると思っています。
あんな思いは二度としたくない。
この感情がないままだったら
原因他人論のまま
自分を正当化して生きていたと思う。
うまくいっている時こそ、
自分に投資する。
でないと本当に大変な時は自分に投資できないから。
鬼軍曹との出会いも自分にとって
頑張るための起爆剤だったのかな。

自分は今日よりも明日が少しでも良くなっていてほしいから。
今日が1番若い日
無理せずに少しずつでもいいから行動していきたい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた


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