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お茶の時間


濃い紫の波がゆれ
ニュートリノと
ダークマターが
手のひらと
ティーカップを
すり抜けてゆく
無数の時計の
一つの鼓動が
時を刻み
知られざる瞳が
閉じられ 湯浴みする
紅茶の香りが
ただよい
夢見られた世界で

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