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◎甲午(干支番号31):(財を手に入れやすい人)

甲午(己丁):天極星(司禄調舒)    2-11

『甲木にとって午の地は死地にあたり、生気は枝葉のみにあり、根幹は虚脱状態である。この干支をもって「工師運斤の木」といい~』
(朱学院算命学六十花甲子法の甲午日より一部抜粋)
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解説
甲木の午は、夏の樹木で甲から午をみると従星の天極星。
見た目は、枝葉が茂っていても水分が少ないので、根幹は虚脱状態です。

このことから、「工(こう)師(し)運(うん)斤(きん)の木」といって、大工職人が木材として加工するなら、これは適材といえます。
そのため、斧や刀の庚金が第一に必要となります。

これを死木の用材(能材)ではなく、樹木のままの生木として活かしていくなら、季節が夏だけに水があると良いです。
なので、水性と湿土を良しとします。
といっても、子水や丑の湿土は、冲や害の散法になるのであまりありがたくないのですが、
亥水か辰の湿土であれば、十分役に立つのでこちらはありがたいです。

このように、この干支日の樹木は、活かし方が生木、死木ともありえますが、どちらかといえば、夏の終わりの成長末期の樹木だけに、切り倒して材木にした方が無理なく活用できると読み取れます。
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天干の甲木が、地支午火の中の己土と暗合すれば、土性戊土と化しても己土の方は司禄の財星そのままです。
また、甲から相生して通干の丁、そして己土へと流れは財に止まるので、この干支日は財運が良く、財を手に入れやすいと考えます。

結婚については、甲木が蔵干の己土と暗合しているので、配偶者はその役目をしっかりしてくれる人と縁ができます。
ところが、質が変わる甲木と質の変わらぬ己土との組み合わせと、夫婦点差の大きさからして、ときには対立と不仲が顕著になることがあります。

その場合の改良法は、宿命全体の相性面でバランスの良い相手と結婚するか、結婚してからは、お互いのへだたりや違いを承知した上で、互いの良さを活かせるような努力をすることがよろしいです。
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