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詩『躁な車』

たまにのる乗り物、車
とても便利だが、危険でもある
心のハンドルが不安定な時
ブレーキが効かなくなる
アクセルをふかす
蛇行運転
自分自身、地に足がついていない
本来の私ではない
このことに気づくことができない
脳のエンジンはフル回転
口のマフラーも大音量
足早過ぎて止められない
タイヤに、注射針をうつ
20~30秒後に停車した
感情が、躁状態
荒々しい車である

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