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3.11 〜花は咲きましたか?〜


今日は3月11日。
私の父の55歳の誕生日。

そして、東日本大震災から12年。

私はあまりこのカウント報道は重視しておりません。
カウントして想起するより、あのときを心に留め、普段から教訓をいかしていきたい!!そんな想いです。

今日は、私にできることとして
寄付と防災グッズの購入、取り付け、
避難グッズの点検をしたいと思います😊

あと、あのときを想起してつらつら書きます。


【2011.3.21】
小学5年生の私は、この日も普通に小学校(東京)に通い、授業を受けていました。中休みの前には、偶然ですが避難訓練を実施。

みんな「おかしも」って美味しそうだよねーなんて、しゃべりながら校庭に集合。


お … 押さない
か … かけない
し … しゃべらない
も  … もどらない


「集合に時間がかかりすぎです」と
校長先生の叱責もあったのを覚えています🙊

2:46 p.m.

このときは、教室で国語の授業中✏️
揺れた瞬間、
隣の席の元気な男子が貧乏ゆすりを激しくしていると勘違い。制止しようと「ねぇ…」😩と発した瞬間、激しく揺れました。

机の下で、丸くなり怖くなって言葉を失いました。泣きました。窓の外を見ると、高いビルが、ゆわんゆわんと横に揺れているように見えました。(震度5弱もなめてはいけない)

揺れがおさまり、教室のテレビを先生がつけ衝撃を受けました。この世のものとは思えない津波が迫り来る映像を目にしました。


「あー、もうやめて、何もこれ以上起きないで」そう思うしかありませんでした。
とても恐ろしかったです。初めて死を覚悟しました。家族の安否が気になり、また泣きました。

校庭への集合は、みんな心なしか早かったです。

夜7時頃に母が学校に迎えに来て、帰宅。
家は倒れたものでぐちゃぐちゃに。テレビはニュースか某支援団体のCMのみ流れている。
コンビニも何もなし。

誕生日の父は誕生日のうちに帰れず、
会社から歩いて夜中の2時に帰宅。無念…


復興ってなんでしょうか。
教訓をいかすってなんでしょうか。

いま、自分が被災者となったとき、後悔が少しでも減るように。あのとき防災を考えておいて良かったと少しでも思えるように。

いま、わたしにできることは、

知識を蓄えて、それを実行すること。
伝えること。広めること。

想いを寄せること。

いざというときのコミュニティや備えを日頃からつくりあげること。

被災された全ての方の心に、いつか花咲く瞬間が訪れますように……。

(佐々木朗希投手、WBC先発ファイトです⚾️)