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NHKラジオ 再編 

総務省のウェブサイトに、令和5年10月19日付の「今後の検討項目に係る現状について」という資料がありました。
NHKラジオのAM波は第一・第二がありますが、将来的にはこれを統合するというものでした。
RadikoやNHKのらじる・らじるといったネットでラジオが聞ける時代になったことも統合の一つの理由だそうです。確かにネットの方が雑音がなく安定して聴くことができます。
大きなモーターが回った時や、雷がなった時の雑音や、外国語の混信といったものに煩わされることがないため、最近は専らネットで聞いています。
山登りの時には夏の夕立や、冬の雷の時期には、雷の放電による雑音が聞こえたら、山小屋や低地などに避難するなど活用していました。今は携帯電話の不感地帯に行くようなこともなくなり、ラジオを携帯することもなくなりました。
さて、NHK第一・第二放送の統合における番組再編について検討中とのことですが、第二放送の大部分を占める語学番組や外国語のニュースがネットに移行することになるのでしょうね。
ほぼ1時間おきに放送される交通情報や天気予報を聞きながら営業で回っていたことが懐かしく思い出されます。
先日、奥様は魔女(Bewitched)を見ていたら、ダーリンが競馬放送をイヤホンで聞きながら朝食ミィーティングに現れるシーンがあり、「競馬中継はラジオなんだ!」と。
会社や事務所でイヤホンつけてラジオを聴くというのは少しばかりの背徳感も。流石に仕事中にテレビの画面をつけているのは、お客様が来訪した時などで問題になるでしょうが、ラジオは小型でイヤホンをつけていれば、よもや勤務中にラジオを聴いているとは誰も思わない。
日本のアニメの名探偵コナンでも競馬中継をラジオで聴いているシーンを見ました。長寿番組ですので、原作で描かれた時代背景にもよるでしょう。競馬好きの毛利探偵がラジオで中継を聴いているシーンがありました。このシーンでは黒の組織から狙われていたのですが、イヤホンをして競馬中継を聴いていたことがわかり命拾いしたというもの。ラジオにイヤホンというこのこっそりした感じが良いのでしょうね。
最近の作品はよく知らないのですが、名探偵コナンのアニメでは、二つ折りの携帯電話がスマートホンへと描写が変わってきています。
漫画は読んでいませんし、アニメも最近は見ていませんが、毛利探偵は競馬の状況をどのように入手しているのでしょうか。スマホの動画配信に変わっているのだろうかな?
AMラジオは電池のコスパが大変良いです。
カメラでは、昭和レトロということで写るんですがブームになったり、音楽デバイスではレコードがまた一部の人々に流行り始めたりなどしているようです(ただ、作られたブームかもしれません。本当のことはわかりませんけど)。
本年はラジオ放送開始100周年。ラジオも復権しないものか、ラジオ好きとしては淡い思いを描きながら期待しています。
山の麓に住んでいる友人からの話。山肌の樹木を伐採して太陽光発電の設備ができて以来、AMラジオの感度が悪くなったとのこと。発電装置から発生するノイズが原因なのでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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