フィリピンセブ島留学を6ヶ月もしていると、どうしても髪を切らないといけないタイミングが来る。

ある友人は日本に一時帰国のタイミングで切り、ある友人は日本人美容院を見つけて切りに行っていた。正直、日本の美容院でも良し悪しがあるため、私はどちらの選択もせず2回違うフィリピン美容院で切りに行った。

1回目：ローカルな美容院

お店にカット代が表示されており、友人に背中を押されて入店。お値段、100PHP(≒268円）と安い！

「2cmカット」「紙の量が多いので、すいてください」「前髪はこの辺りまで切って」など、事前に言いたいことを英語でメモし、見せながら話しました。写真も要望されて見せたけど、見たのは一瞬。

手の通らないマント(?)を被せて、いざカットスタート！！
すっごい怖がっていたら、「怖くないよ～」と言われてしまいました。だって、クリップで髪を留めることなく雑な切り方するんだもん。

幸い、切られ過ぎないようにしたためか、「どう？もう少し切る？」と気にかけてくれる美容師さんだったからか、カット後に友人からは「あんまり変わってないね」と言われました。そして続けて、「後ろ髪がバラバラだね」と言われたので、美容師に言って追加料金なしで整えてもらいました。こういう確認してもらうためにも、友達がいると安心♪

2回目：ショッピングモールの中にある美容院

タクシーの運転手が言っていた。「テナント料が必要だから、ショッピングモールの方が高くなるけど、アヤラモールなどの大きなショッピングモールにある美容院も、ローカルな美容院も技術は同じだよ。」

まさしく、そうでした。お値段350PHP（≒939円）。しかも1回目の方がまだましな髪形だったな。。。要望は、1回目同様。写真を見せるも、見るのは一瞬。

まずね、私は「2cmカットして」と言ったはずなのよ。切り始めでハサミを使っていたのはよかった。スムーズなカット裁き。1回目の美容師さんとは違って丁寧さすら感じた。しかしなぜか途中からハサミで切るのをやめ、櫛とバリカンで切り始めた。そんなことしたら、絶対2cm以上切れるし、左右で差がだいぶ出そうなんですけど、、、！！と、案の定要望以上に切られて修正のできない状態に。

女性のベリーショートヘアは、一歩間違えると男性の髪形になる。ばっちり男性っぽくなりました。

特に1回目に行った美容院とは変わらず、終わった後は固いブラシにベビーパウダーで髪を払われました。1回目とは違って後ろ髪のバラバラ感はなかったので（一緒にいてもらった友達に確認してもらった）、それはよかった。いや、それしかよくなかったともいう。。。

帰国後、日本で髪を切る

かなり雑になっている髪形を、帰国後2週間後くらいで整えてもらいに行きました（4000円でシャンプーブロー込みのまだ休めな所を探して）。ついでに、フィリピンでのこのヘアカットの話もしていたのですが、、、驚いたことに、「全然髪すかれてないですよ。毛量たっぷりです。」と。フィリピンの美容師さん、要望を全く聞いていなかったという事実ね！「逆にやってなかったおかげで、整えやすくはなってます」と美容師さんに言われました。

また、切りたて直後に会った友人から「うん、やっぱり日本の美容師の方がいいよ。うまく違いは説明できないけど、普通に今良い感じよ。」と言われました。

そして、もう一つ気づいたことが。

フィリピンで髪をカットした後、長い期間、起床後毎朝寝癖がひどくありました。きっと、ハネやすい部分まで切られていたから。しかし、日本の美容院で切った次の日もその次の日も寝癖がないのです!!日本で使っているドライヤーがいいのもあるのかもしれませんがそれぞれの髪質、癖を見極めて丁寧に均等に切ってくれる日本の美容院に感激しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。異国で髪を切るという貴重な経験をしましたが、日本のようには絶対にいかないですね。。。言語の壁もあるし、次回切る時は要望を紙に書いて渡してみようと思います。なんなら写真に書き込みなんかもして。

ちなみに、フィリピンでヘアカットした男性を3人ほど見ましたが、どれも切られた後は個人的に微妙でした。。。一人はワックスして凄く良い感じにしていたので、もし切る予定がある人は持って行くのをオススメします。