やまさん

東海地方で分譲マンション管理をしています。

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最近の記事

マンションにある溜め池から考える(居住者としての実体験)

今回は僕が住んでいた、賃貸マンションの水盤(以下:溜め池)に関するお話を書きたいと思います。 この話は管理会社としてではなく、居住者としての自分の実体験になります。 そのマンションには、敷地内に溜め池がありました。外構的にはモダンな感じでおしゃれなのですが、定期清掃の頻度が少なく、いつも落ち葉やビニール袋が浮いている状態でした。 マンションには約60世帯が居住するものの、自らで片付ける人はいません。 マンションの居住者であれば、毎日通りかかる場所にあり、僕自身も気になってい

    • 「共用部だからこそ、みんなが関わっていい」(後編)

      前編にて管理会社に頼れないケースとしてご紹介した「豪雨時」ですが、 マンションの居住者の性格がよく表れます。 私が担当している2つのマンションを例に説明したいと思います。 「なぜAマンションは、ルールや取り決めがないのに動くことができるんですか?」 Aマンション、Bマンションは、水はけが良くない場所に立地しており、豪雨時には浸水します。そのため数年前より管理組合備品として、止水板や土嚢を購入しました。 豪雨の警報が出ると、Aマンションでは、入居者が1階共用部に自然と集まっ

      • 「共用部だからこそ、みんなが関わっていい」(前編)

        今回はマンションの「共用部」に関するお話です。 マンションの住民の方にとって、共用部というと「管理組合(または管理会社)に任せている」というイメージを持つ方が多いかもしれません。 普段はその感覚で問題なく過ごすことはできていますが、管理会社に頼れないというケースがあります。 管理会社に頼れないケース 今回取り上げるケースは、「豪雨時」です。 近年日本全国で異常気象が見られ、夏期になると、過去にはなかったレベルの豪雨が発生するようになっています。 マンションに関連付けてお話

      マンションにある溜め池から考える(居住者としての実体験)