2023年11月1日はV6がMUSIC FOR THE PEOPLEでデビューしてから28年の大事な記念日。
解散しても、メンバーの何人かが退所しても、デビュー日は変わらない。そしてデビュー日がめでたい日である事に変わりない。

解散日がデビュー日と同じ日のおかげで、寂しい気持ちが少しだけ和らぐ。
しかも今年は喫茶二十世紀の開店＆「回れよ地球」の配信開始まで被っている。
悲しむどころかワクワクしないといけないくらいだ。

昔、ジャニオタでない知人にこんな事を話した事がある。
「V6はさ、先輩のSMAPや後輩の嵐と比べるとファンクラブの人数とかCD売上とか少なくて、売れてないなぁって思うんよ」

めでたい日になんて事を言うのかと思われるかもしれないが事実だ。
V6はCD全盛期に活動しながらもミリオンを達成した事もドームツアーをした事もない。
FC会員数も多いとは言えなかった。
それが引け目というか勝手に劣等感を持っていた時代があった。

しかしその知人はこう言ってくれた。
「CD売れてないかもしれないけど、皆V6のメンバーの名前分かるし、知られてる曲も多い。それって凄い事じゃない？」

私は「月曜7時は犬夜叉！」の世代だ。
犬夜叉のオープニングといえば「CHANGE THE WORLD」だった。
幼稚園や小学校の運動会では「WAになっておどろう」が流れていたし踊ったりもした。 
「伊藤家の食卓」は当たり前のように見てた。
毎週火曜夜は「学校へ行こう」を見て、翌朝の学校での第一声は「昨日のガコイコ見た？」だった。
どれもジャニオタになる少し前の話である。

私の世代にとってV6やV6の曲は、とても自然に日常生活に溶け込んでいたようだ。

確かに数字だけ見れば国民的アイドルとは言えないかも知れない。
でも、これだけお茶の間に浸透しているアイドルグループは、私は(贔屓目ながらも)国民的アイドルではないかと思ってしまう。

冷静に考えて
6人ともバク転できて
ウルトラマン経験者がいて
大河ドラマ経験者がいて
デビュー数年で冠番組を持たせてもらえて
しかもその番組が長寿番組になって
老若男女問わず知ってる曲がある
凄いグループじゃん、V6！笑

今更ながらV6の素晴らしさを再確認したところで、今日は1日V6の曲を聞いて過ごしたいと思う。
いつかサブスク解禁してくれないかな…せめてVery6 BESTに入ってる曲だけでも。

これからも大好きだよ、V6。