鬼嫁日記から見る2007年の日本

 TVerで、懐かしのドラマが見られるようになっていて、当時好きで見ていた鬼嫁日記を見てみた。放送は2007年。

大まかなあらすじ
ガレッジセールのゴリと観月ありさが夫婦で、小学生の娘が1人いる。夫は会社員、妻は専業主婦である。夫側の実家が銭湯を営んでおり、夫の父が1人で営業していたが、高齢なこともあり体力的に厳しくなった。そこで、銭湯を手伝うためにゴリは脱サラし、妻の観月ありさと娘、そしてゴリの父(加藤茶)と同居することになった。

第1話を見ての気付き、感想

  • 若き日の観月ありさ、美しい。首がなーがい。顔がちいっさい。

  • 加藤茶、若い

  • 野際陽子、川島直美。当時は色んなドラマに出ていたな〜。お二人とも綺麗。川島直美ってちょっとクセのある奥様役多かったよなー

  • スキャンダル前の山本裕典、若い。やっぱイケメンだ

  • 全盛期のえびちゃん(蛯原友里)でてる。とんでもなく綺麗

  • 女性のファッションが派手。平成ギャル。髪を盛って、肌を露出し、眉が細い。

  • ブラウン管テレビ。地デジまでまだあと数年

  • パソコン、インターネットは普及してるけど、今ほど日常生活に欠かせないものにはまだなっていない

  • ガラケー。懐かしいメールの感じ。

  • 専業主婦、働く女性、両方描かれている

  • 若い女性は、性の対象として描写されがち(入浴シーン、女を使って泥棒が逃げるなど)

  • 女は家庭、男は仕事という価値観がまだ残ってそう

  • やっぱり夫婦のパワーバランスは嫁が強い方が幸せそう

1番印象に残ったシーン

市議会議員をしている川島直美が、専業主婦の観月ありさに対して

『専業主婦でいらっしゃるの?かわいそうって言われるでしょ?外で働けなくて、夫の奴隷みたいって。専業主婦の方には、申し訳なくて自分のためにお金を使えない人も多いそうね。私は女性の味方ですからね!なんでも相談してちょうだい!』

その場では、勢いに圧倒されて適当に相槌を打つ観月ありさ。
帰宅後、ネットで専業主婦について検索し、川島直美が言っていたような生き辛さを抱えている専業主婦が実際にいることを知る。

観月ありさ
『へ〜。こんな人もいるのね〜。(私は家庭のためにしっかり働いてるし、こんなこと全く感じないけど。)』←( )内はセリフにはないが、こう思っていそうな様子。


そうだ。専業主婦だからって、みじめに感じたりする必要ない。家で家族のために、家族が快適に暮らせるために家事を頑張ってるんだから。


なんだか勇気をもらえた。
昔々見ていた番組だからか、細かいことは忘れてしまってるし、今見ると新しい気付きがあって面白かった。続きも楽しみに、1話1話大切に見て行きたい。

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