はじめに

はじめまして。
今日から『世界と自分を肯定するために』、新しく日記を残していきたいと思います。

私は、本年9月より仕事を休職しています。
休職に至った経緯は色々ありますが、主には人間関係でした。それは決して周りの人間に問題があったというわけではなく、自分の自意識過剰や色々と悪い方向に考え込んでしまう性格に起因するものです。何か決定的なことが起きたというより、ただただ仕事に行くのが怖くて仕方なくなってしまいました。

現在は体調も安定して、少しずつ色々なことが回復してきているように思います。ただその一方、やはりどうしても他人や社会全体に対して漠然とした恐怖があります。親しい人とは話ができても、初対面の人とは緊張して上手く話せない。その場限りの人間（例えば服屋の店員とか）と話すことも苦痛で仕方ない。いや、親しい人を相手にしても思い返せば色々気を遣うことが多い。社会に対しても納得できないことがたくさんあって、そういうものを受け入れて淡々と生活している人を見ると、また怖くなってしまいます。そして、最終的には「そんな自分が情けない」「悪いのは全て自分だ」と自責してしまいます。

きっかけ

そんな自分が新たに日記を残そうと思ったきっかけは、オードリー若林さんの『ナナメの夕暮れ』という一冊の本でした。実は、今日読み終えたところです。
この本には、社会や他人に対して生きづらさや疑問を抱えている人が共感できることがたくさん含まれており、読んでいて安心できました。

そして、この本で最も印象に残ったのが以下の言葉です。

"世界"を"肯定"すること。それはまさに今の私が憧れていることであり、同時に必要だと感じていることでもあります。

そして、若林さんはそのために、"肯定ノート"というものを始めていました。そこには自分がやっていて楽しいことを徹底的に書き込んでいたらしいです。

この"肯定ノート"を私も始めてみたいと思いました。そして、世界とそこに生きる自分を少しでも肯定できるようになりたい。それが新たに日記を始めようと思ったきっかけです。

日記の残し方

実は、日記をnoteに残すのは初めてのことではありません。それどころか、もう4年ほど前から文章を書いたりしています。しかし、そこに書く文章は、"創作"という意味合いが強いものと、自分の心の内を赤裸々に発散しているものがほとんどで、それ故にネガティブで暗いものも多く含んでいます（興味を持っていただいた方は、こちらをご覧ください）。
それはそれで楽しくて、自分には必要なことだと思うので、これからも続けていきたいところですが、それとは切り離して、こちらでは『世界と自分を肯定するために』、なるべく前向きなことを綴っていきたいと思っています。

若林さんは、最初は「自分がやっていて楽しいこと」を書き込んで、その後に「他人を肯定する文言」を書き込むようになったそうですが、自分はまず以下の4つを残していきたいと思います。

◆今、やっていて楽しいこと

最近の生活の中で、やっていて楽しいと思えることを書きます。楽しいことは毎日増えたり減ったりするものではないので、なかなか変わらないかもしれませんが、些細なことでも残していきたいと思います。

◆今日やれて良かったこと、頑張ったこと

どんなに小さいことでも良いので、その日にやれて良かったことや頑張ったことを書きます。

◆今後やっていきたいこと

今後やりたいと思っていることを書きます。今の自分に実現できるかどうか、金銭的に叶うのかどうか等は気にせずに残していきたいと思います。

◆その他

上記の３つ以外に何か残したいことがあった場合に書きます。

最初からたくさんのことを書こうとすると、なかなか続けるのが苦痛になってしまうと思うので、ひとまずは、このような形で残していきたいと思います。きっと続けているうちに書きたいことが増えたり減ったりすることもあると思うので、そのときは柔軟に調整していきます。今は難しいですが、いずれ若林さんのように他人を肯定するような文言も残せていけたらいいなと思います。

できるだけ毎日残していきたいと思ってはいますが、それも決めてしまうと続けるのが苦痛になってしまうと思うので、目標は毎日としつつも、書きたいときに書くスタンスでいきます。

おわりに

この日記を残し始めて数日後、数ヶ月後、数年後。自分がどうなっているかは分かりません。『世界や自分を肯定する』だけの余裕が備わっているのか。優しくなれているのか。好きなものが増えているのか。生きていて良かったと思えているのか。生きることを望んでいるのか。そもそも、続けられているのか。

でも、やってみるだけ、やってみたいと思います。
他人に見られるところに書くものでもないとは思いますが、その方が自分のモチベーションになるので、この場所で残していきます。

『世界と自分を肯定するために』、前向きな私を記します。