苦しみの原因を「私」の外側に置くことは、癒されないという確証を得ようとすること
私は、私の苦しみの原因を私の外側に置くことで、それが癒されないという確証を得ようとした。しかし、過去は既に過ぎ去っており、過ぎ去っているからこそ、それは無であり、幻想である。幻想は存在せず、よって真の癒しはそこでは達成され得ない。
私は、過去を利用して、過去に罪があると信じることで、癒されることが不可能な、罪深き神の子を表象させてきた。ひとえに、私は解放されたくないからだ。そう、私はきっと許されたくも、解放されたくもないのだ。分離を手放さず、特別な存在として生き続けたいのだ