見出し画像

リスナーの心をつかむには「名前」と「会話の内容」を覚えよう #4 ライブ配信で1億円稼いだ話

ライブ配信アプリ「ポコチャ」にて、ライバー活動開始からわずか半年弱で史上最高記録で日本一になり、累計約1億円を稼いだ福岡みなみさん。ライブ配信初心者だった彼女が、1億円稼ぐまでにやったこととは?

ライバーに必要なマインドから、稼ぐためのキャラ設定、リスナーとのコミュニケーションの取り方まで、課金してもらうためのテクニックがすべて詰まった『ライブ配信で1億円稼いだ話』より、一部をご紹介します。

*  *  *

「その他大勢」として扱わない


リスナーさんの心をつかむ最初のテクニックは「名前を覚える」こと。

私の場合は、一度配信すると数千人のリスナーさんが見に来てくれていたのですが、一言でもコメントしてくれた人の名前は必ず覚えるようにしていました(私は記憶力に自信があったので、みんなが驚くくらいに詳細まで覚えていました)。
 
そして、次の配信に来てくれたら「あー、○○さん、こんにちは! 今日も来てくれてありがとうございます」と、名前を呼びながら歓迎する。
 
この「名前を呼ぶ」というのがポイントです。
 
リスナーの立場になって考えてみましょう。
 
「みんな」と呼びかけられるよりも、バイネームで呼ばれたらドキッとしませんか?
 
その他大勢として扱われるのではなく、一人の人間として覚えてもらえていたら、それだけで嬉しいし、より応援したくなりますよね
 
逆に、何度もコメントやアイテムを投げているのに毎回「初めまして」なんて言われたら、それ以上応援したくはならないと思います。
 
だからこそ、せめてコメントをくれた人、アイテムを投げてくれた人の名前は覚えるようにしましょう!
 
特に、大きなアイテムを投げてくれた人の名前を忘れるのは御法度。記憶力に自信のない人は、ノートやスマホにメモっておくといいですよ。
 
リスナーさんもスマホの向こうでは一人の人間ということを忘れてはいけません。
 
自分がされて嬉しいことをひねり出してみてください。

一人一人と仲良くなることを意識する


もう一つ、名前とセットで覚えておいてほしいのが「会話の内容」です。

新しく出会った相手に好きになってほしいと思ったら、何度も会って話したり、LINEでやり取りをしたりして、密なコミュニケーションをとろうとしますよね。
 
そして、次に会った時に何を話したか覚えていない、ということはありえないと思います。
 
ライブ配信の世界でも同じ。画面越しではあるけれど、人間同士の付き合いであることには変わりありません。
 
だから、初対面でいきなりファンになってもらおうとするのではなく、まずはきちんと人間関係を築くことが大事。
 
そのためには、配信を見に来てくれたリスナーさん一人一人と仲良くなることを意識しましょう。
 

ライブ配信は一方的に発信するものと思われがちですが、実は双方向のコミュニケーションが基本です。
 
よって、リスナーさんとは積極的に会話してほしいのですが、ファンになってもらう上で最初のポイントになるのは、「相手を知ること」です。
 
リスナーさんは何歳くらいで、どんな仕事をしていて、どんな趣味があって、どんな話題に関心があるのか。
 
新しい友達ができた時と同じように、まずはリスナーさん一人一人に興味を持ち、こうしたことを聞いてみましょう(職業などは秘密主義の人もいますが、大体の人は聞けば教えてくれると思います)。
 
そして、それぞれの情報や会話の内容を、名前と一緒に記憶しておくこと。
 
私は最終的に数千人分の名前や職業、会話の内容を覚えていました。
 
だからこそ、ずっと応援してもらえたし、イベントで勝ちたい時にも協力してもらえたのだと思います。
 
毎回同じことを聞いていてはいつまで経っても関係が深まらないので、これも覚えられる自信がない人はノートにまとめるなどしておきましょう!(でもノートに書くには多すぎて面倒臭いので、覚える努力をした方がいいです!!)

◇  ◇  ◇

連載はこちら↓
ライブ配信で1億円稼いだ話


紙書籍はこちらから

電子書籍はこちらから


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!