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やめられない

これはゲーム好きための本だ。ビジネス書として仕事のために手に取ってもセンスの良い人じゃないと身にならない。本書の質の問題じゃなくて、プレイヤーの下心の問題だ。

最高!ゲーム(とそれをやる俺)って凄いんだ!と自画自賛できる気持ちの良い本だった。それとゲームに理解がない親へ読ませてプレイヤー側へひきづりこむ手段の一つでもあると思う。

「体験デザイン」というキーワードに囚われるとせっかく良い本なのに魅力が十二分に伝わらないと思われる。ゲームを遊ぶ事自体がこんなにも高度なことなのだとみんなに示そう。

直感、思考、感情、すべてを弄ばれているのはそのことに自覚のない人間(プレイヤー)だ。あっち側を知ると、こっち側に居たままでも作品の解像度は上がる。すべては作品を楽しむために。

第一読目。俺の心はこう動いた。

よって俺はこの本をゲームのプレイヤーに、ゲームを遊ぶために読むことをお勧めします。

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今までナラティブをいう言葉がいまいち理解できなかったけれど、ようやく分かった。それだけでも大満足。

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